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「オビ=ワン・ケノービ」ダース・ベイダー再登場の理由、監督が明かす ─「シナリオから外すことは困難」

オビ=ワン・ケノービ
C)2022 Lucasfilm Ltd.

Disney+によるドラマ「オビ=ワン・ケノービ」の舞台は、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』から10年後となる。“ジェダイ敗北”の悲劇を経ての物語となり、主人公のオビ=ワン・ケノービをはじめ、あのアナキン・スカイウォーカーことダース・ベイダーが再登場するのだ。その決断に至った理由を、メガホンをとったデボラ・チョウが明かしている。

アナキン・スカイウォーカーといえば、『エピソード3』にてパルパティーンからの誘惑に負け、暗黒面に堕ちたことでダース・ベイダーとなり、オビ=ワンと師弟対決を繰り広げた。ドラマ「オビ=ワン・ケノービ」では、その因縁のふたりの再会と対決に熱い視線が注がれている。

Entertainment Weeklyにてチョウ監督は、「“キャラクター主導”の作品にしたいと思ったところが企画の出発点でした。なぜならリミテッドシリーズのメリットというのは、キャラクターのストーリーを描くためにより多くの時間を割くことが出来るからです」と説明。“キャラクター主導”とはその名の通り、登場人物によって物語が牽引される作品のことだ。

つまり、そのキャラクターの人生において誰が重要であったのかを考えてみたのです」と続ける監督。オビ=ワンのメインキャラクターとした物語を構築する上で、パルパティーンに仕える暗黒卿、ダース・ベイダーの“帰還”について考えないわけにはいかなかったようだ。

「『シスの復讐』後の作品ともなれば、アナキン/ベイダーをシナリオから外すというのはかなり困難でした。だから、これはキャラクターを掘り下げていく中で生まれたものなんです。単に彼を再登場させたかったからではありませんよ。誰が何を意味するのか、そしてベイダーの時間軸はどの地点にあるのか、というようなことも考えた上です。」

ちなみに、「オビ=ワン・ケノービ」ではプリクエル・トリロジーからユアン・マクレガーとヘイデン・クリステンセンが、それぞれオビ=ワンとダース・ベイダー役として続投。マクレガーは、クリステンセンのダース・ベイダー役の復帰について、「その姿を見たときは何だか背筋がぞくぞくしました。本当に素晴らしかったです」と説明していた。そんなふたりがカムバックするドラマ「オビ=ワン・ケノービ」は、2022年5月25日(水)より独占配信開始となる。

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Source:Entertainment Weekly

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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