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『コンスタンティン』続編、レイチェル・ワイズは「何も聞いていない」─ 現時点での関与はなし

Gage Skidmore https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Rachel_Weisz_%2848471740746%29.jpg

キアヌ・リーブス主演、DC映画『コンスタンティン』(2005)の続編企画について、状況が目まぐるしく変化している。今もなお世界中のファンが続編を熱望しているが、双子の姉妹アンジェラとイザベラを一人二役で演じたレイチェル・ワイズが、米Comicbookのインタビューにて、現時点では続編に関与していない旨を明かしている。

『コンスタンティン』にてワイズが演じたのは刑事アンジェラとその妹イザベラ。イザベラの死に謎を感じたアンジェラは悪魔祓いを生業とするコンスタンティン(キアヌ)の元を訪ね、妹の死の真相を探ろうとする。物語をドライブする重要人物を好演したワイズは、インタビュアーから続編に復帰の可能性はあるか、一人、もしくは二人を演じるかと問われるも、ノーと返した。

「誰も私に何も言ってきませんね。『コンスタンティン』での双子役は、同時にスクリーンに現れることは一度もありませんでした。片方は物語が始まる前に自殺していて、物語に登場するのは、亡き妹について夢を抱いているもう片方だけでした。でも、私は何も聞いていないですね」

ワイズは間もなくAmazonプライムにて配信がスタートする「戦慄の絆(原題Dead Ringers)」にて初のドラマシリーズレギュラー出演となる。鬼才デヴィッド・クローネンバーグが1988年に手がけた同名映画のドラマ版となる本作で、ワイズは双子の姉妹を一人二役で演じることを受けて、『コンスタンティン』続編についても質問されたと思われるが、現時点でワイズが知り得る情報はないようだ。

『コンスタンティン』続編については2022年9月に製作が発表され、主演のキアヌと監督のフランシス・ローレンスのほか、プロデューサー陣も復帰すると報じられた。ところが、それから2ヶ月も経たない11月1日にDCスタジオの共同CEO兼会長にジェームズ・ガンとピーター・サフランが就任し、既存の企画や作品、配役が次々にキャンセルとなる事態が続いた。2023年1月末には、新DCユニバースのチャプター1となる「Gods and Monsters」のラインナップが発表されたが、その中に『コンスタンティン2』は含まれていなかった。

そこから一転、2023年2月初旬には企画が存続していることが明らかになり、キアヌも「現在検討中なので、実現を祈ってほしい」と回答していたが、最新インタビューでは「試みてはいるが、実現するかは分からない」とやや弱気な発言も見受けられた。今後、前向きな方向に企画が進捗することを祈ろう。

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    Source:Comicbook

    Writer

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    Yuka ShingaiYuka Shingai

    携帯向け音楽配信事業にて社内SE、マーケティング業務に従事した後、妊娠・出産を機にフリーライターに転向。 映画とお酒と化粧品が好き。日課のオンライン英会話でもしょっちゅう映画の話をしています。