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『コン・エアー』監督がクリストフ・ヴァルツ主演のアクション・コメディに就任 ─ Z世代の新人と凸凹コンビ組むベテラン殺し屋役

クリストフ・ヴァルツ
Photo by Manfred Werner (Tsui) - CC by-sa 4.0 https://en.wikipedia.org/wiki/File:Christoph_Waltz_Viennale_2017_f.jpg

ニコラス・ケイジ主演のアクション映画『コン・エアー』(1997)を手がけたサイモン・ウェスト監督が、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021)のクリストフ・ヴァルツを主演に迎えるアクション・コメディ映画『Old Guy(原題)』のメガホンを取ることが明らかになった。米Deadlineが報じている。

『イングロリアス・バスターズ』(2009)『ジャンゴ 繋がれざる者』(2012)で二度のアカデミー賞助演男優賞受賞を誇るヴァルツが本作で演じるのは、今も自分がその道ではナンバーワンだと信じて疑わない雇われ殺し屋のテリー・ユーバンクス。仕事に行き詰まっていた状況で、テリーは会社から現場に引き戻されることとなりワクワクしていたが、Z世代の新人殺し屋、ウィルボーグをトレーニングすることが目的だったことを知る。殺しの天才だが反抗的なウィルボーグとテリーの凸凹コンビは競合する犯罪組織のトップを「消す」よう命じられるが、ミッションの過程で、会社の真の動機が高齢となったテリーを退かせることだと気づく。しかしテリーの経験とウィルボーグの才能が結びついて、2人の間に思わぬ絆が育まれ、立場を逆転させられることを、会社は知る由もないのであった……。

本作の撮影は2023年前半に、北アイルランドのベルファストにて開始予定。『トゥームレイダー』(2001)『エクスペンダブルズ2』(2012)など数々のアクション映画で知られるウェストは、「こんな脚本がやってくることは非常に稀なこと。そうなれば、両手で掴んで完璧な俳優を見つけるまで離してはならなかったのです。クリストフ・ヴァルツと仕事したいと何年も思っていました。彼は今日、最も多才な俳優の1人です。彼がまた新たにユニークでアイコニックなキャラクターを生み出してくれることを待ちきれません」と脚本に魅せられ、ヴァルツへの期待に胸を膨らませている様子だ。本作の脚本はサム・ワーシントン円主演の西部劇アクション映画『The Last Son(原題)』(2021)のグレッグ・ジョンソンが務めている。

制作会社ハイランド・フィルムグループのCEO、アリアンヌ・フレイザーも、ヴァルツとともに仕事ができることを「夢が叶った」とコメント。「彼は驚異的な表現者です。気骨のある若手との思いもよらない絆を形作る、ベテラン殺し屋の精神を見事に捉えてくれるでしょう」と、ヴァルツに絶大な信頼を寄せている。

ヴァルツはソシオパスと思われる怪しいコンサルタント役を演じるAmazon Primeドラマ「The Consultant(原題)」が配信を控えており、貫禄や厳かなオーラは衰える気配一切ナシ。『Old Guy』では、Z世代とどんな化学反応を引き起こすのか要注目だ。

Source:Deadline

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Yuka ShingaiYuka Shingai

携帯向け音楽配信事業にて社内SE、マーケティング業務に従事した後、妊娠・出産を機にフリーライターに転向。 映画とお酒と化粧品が好き。日課のオンライン英会話でもしょっちゅう映画の話をしています。

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