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『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』予告編、デル・トロ版ピノッキオが初登場 ─ ユアン・マクレガー&ティルダ・スウィントンら豪華声優陣が勢揃い

ギレルモ・デル・トロのピノッキオ
Netflix映画『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』12月より独占配信開始

Netflix映画『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』が、2022年12月より全世界独占配信開始となる。この度、ギレルモ・デル・トロ監督に命を吹き込まれた主人公、ピノッキオの姿が初お披露目となる予告編が公開された。

本作は、児童文学の金字塔であり世界中で愛され続ける愛と悲しみの物語を、『パシフィック・リム』(2013)『シェイプ・オブ・ウォーター』(2017)などのギレルモ・デル・トロが監督・脚本・製作を務め、新たに映像化されたストップモーション長編アニメーション映画。その原作は、おもちゃ職人のゼペットじいさんに作られたピノッキオという操り人形に、愛の力で命が宿り、ピノッキオが本物の人間になりたいと願うようになっていく、愛と冒険と、悲しみの物語だ。

公開された予告編では、ゼペットが愛する我が子を失った悲しみを癒すため、木で少年の人形を作り上げる様子から始まる。誰もが馴染みのある始まりでありながら、ユアン・マクレガー演じるセバスチャン・J・クリケットが「知ってる話だと思うかもしれない。でも違う」と語っているように、デル・トロが作品に新たな命を吹き込んでおり、不可思議さの中にも温かみが感じられる。

映像の後半では、純真な心を持つ何も知らないピノッキオが出会う、新たな仲間たちや数々の大冒険の一端が映し出されており、デル・トロらしいダークで幻想的なシークエンスの数々とエモーショナルな展開が垣間見える。いたずら好きでわがままなピノッキオがこの世に居場所を求めて冒険を繰り広げる姿には、“ピノッキオの物語”を知る者でさえ心を奪われるに違いない。

『シェイプ・オブ・ウォーター』でアカデミー賞作品賞・監督賞など4部門を受賞した鬼才デル・トロが、悲願だった製作をついに実現させた本作の声優陣には、高い実力と人気を兼ね備えた名優が集結。新人グレゴリー・マンがピノッキオ役を演じており、コオロギのセバスチャン・J・クリケット役の声を当てたのは、『トレインスポッティング』『スター・ウォーズ』シリーズなどのユアン・マクレガーだ。

ゼペットじいさん役は『ハリー・ポッター』シリーズや「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011−2019)のデヴィッド・ブラッドリー、さらにティルダ・スウィントンクリストフ・ヴァルツケイト・ブランシェットらアカデミー賞受賞俳優に加え、「ストレンジャー・シングス 未知の世界 4」での頼もしい活躍も記憶に新しいフィン・ヴォルフハルト、『パシフィック・リム』のロン・パールマンらが名を連ねている。

世代を超えて愛され、世界中の人々を今もなお虜にする物語に、新たな命を吹き込んだデル・トロ。2011年から本企画に取り組んできたデル・トロは、「とにかく演技を大切にしました。そして、沈黙や(通常なら)不必要なジェスチャーをアニメーションで描きました。この世界が生きていることが感じられると思います」と語っており、余分な動きを敢えて描き出すことで、キャラクターに親近感を感じさせるなど、徹底したこだわりが詰め込まれた渾身作だ。

Netflix映画『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』は、2022年12月より独占配信開始。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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