『ONE PIECE』実写ドラマ、まもなく撮影開始 ─ ゾロ役の新田真剣佑ら出演者が報告

世界中で絶大な支持を受ける日本発の人気漫画『ONE PIECE』が、Netflixシリーズとしてハリウッド実写化される。2021年11月には、モンキー・D・ルフィ率いる麦わらの一味の配役が決定していたが、どうやらまもなく撮影が開始されるようだ。

1997年から現在に至るまで連載中の漫画版は、ゴール・D・ロジャーという伝説の海賊王が残したというひとつなぎの大秘宝を巡り、麦わらの一味が冒険を繰り広げる物語。メインキャラクターのルフィを実写版で演じるのは、「そしてサラは殺された」（2021-）に出演し、注目を集めているまさしくスーパールーキーのイニャキ・ゴドイだ。そのほかキャストには、新田真剣佑がロロノア・ゾロ役、エミリー・ラッドがナミ役、ジェイコブ・ロメロ・ギブソンがウソップ役、タズ・スカイラーがサンジ役として抜擢されている。

これまで製作時期について確たることは伝えられていなかったが、キャスティング発表がなされたときに新田真剣佑が撮影現場と思われる写真を公開していたことから、撮影間近である可能性が高いとされていた。その写真には麦わらの一味の初代海賊船、ゴーイングメリー号の姿が捉えられており、その再現度の高さから製作陣の本気度がうかがえるだろう。

そんな中、2021年12月18日〜19日にかけて日本で行われたジャンプフェスタにて、『ONE PIECE』実写版のメインキャストたちが、イベントにいるファンに向けた特別動画を通して製作の進捗を明かしている。キャストによると撮影開始は目前に迫っているようで、「ぼくたちは今撮影現場にいます」とジェイコブ・ロメロ・ギブソンは話している。まもなく冒険の夜明けだ。

エクゼクティブ・プロデューサー・原作の尾田栄一郎とともに、Netflixがトゥモロースタジオ、集英社と提携して贈る海賊たちの波乱と冒険に満ちたストーリー。脚本＆エグゼクティブ・プロデューサーには、「エージェン ト・オブ・シールド」（2013-2020）のマット・オーウェンズや、「LOST」（2004-2010）のスティーブン・マエダが参加する。

Netflix シリーズ『ONE PIECE』は全世界独占配信予定。