「ONE PIECE」シーズン2、巨大クジラのラブーンとクロッカスが原作そっくり実写化

Netflixの実写版「ONE PIECE」シーズン2「INTO THE GRAND LINE」より、巨大クジラのラブーン&双子岬の灯台守・クロッカスをとらえた新画像4枚が到着した。さらに、ラブーンの内部を再現したセットや撮影の裏側について、サンジ役タズ・スカイラーが語っている。

1枚目は、ゴーイング・メリー号が世界最大級のクジラ・ラブーンと対峙する迫力満点のポスター。ラブーンは「リヴァース・マウンテン」の出口「双子岬」にいるクジラで、頭に多数のキズがついている。画像ではそのビジュアルがリアルに表現されており、今にも「ブオオオオオオオ」という鳴き声が聞こえてきそうだ。
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別の画像では、クロッカスの姿も初披露。ラブーンの内部に家を構えるクロッカスが椅子に座って新聞を読んでおり、紙面には「アラバスタ王女、現在も行方不明」の見出しが確認できる。演じるのは、『シャーロック・ホームズ』シリーズや『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)、「ゲーム・オブ・スローンズ」などのブリンデン・タリー。驚くほど、原作にそっくりな仕上がりだ。

そのほかの画像には、ルフィ、ゾロ、サンジ、ナミ、ウソップがパティオでクロッカスの話を聞く場面と、ルフィが岩山に立ち前方を見つめる場面が収められている。
米Entertainment Weeklyでは、サンジ役のスカイラーがラブーンのセットについて「本当にクジラを造りました!(最初は)どう表現するのか想像もつかなくて、きっとインタラクティブな部分を作って、あとはグリーンバックで処理するんだろうと思ってました。でも、違ったんです!」とコメントしている。
原作におけるラブーンの内部は、胃液の海に島を模した船が浮かび、他の生物も生息する不思議な空間。スカイラーによると、撮影では「文字通りクルーズ船サイズ」の船のセットを再利用し、ラブーンの“胃袋”を再現したという。
「全体を胃袋の内側のように作り込み、底には胃液が再現されていました。クジラの中には難破船も沈んでいましたよ。普通のクジラよりはるかに巨大で、まるでモンスター級の恐竜クジラ。メガロドン・クジラって感じですね。とてつもなく巨大です。」
唯一の難点は、屋根がなかったことだそう。撮影時は「雨が降ると完全にアウトだった」といい、こう振り返った。「ある日ひどい雨が降り出して、皆でクジラの尻に避難しました。あれは今までで最も非現実的な経験でしたね」。
「ONE PIECE」シーズン2にあたる「ONE PIECE:INTO THE GRAND LINE」は2026年世界独占配信。シーズン1は独占配信中。
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Source:Entertainment Weekly