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ピクサー新作映画『Onward』にクリス・プラット&トム・ホランドが出演決定 ─ エルフの兄弟を主人公に描く「魔法と日常の融合」

トム・ホランド クリス・プラット
[左]©THE RIVER [右]Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/28630392396/ Remixed by THE RIVER

ピクサー・アニメーション・スタジオの新作映画『Onward(原題)』で、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのクリス・プラット、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)などのトム・ホランドが声優を務めることがわかった。米Deadlineなど複数のメディアが報じている。

『Onward』は、米国で2017年7月14~16日(現地時間)に開催されたディズニーのファンイベント「D23 Expo 2017」で『Suburban Fantasy World(郊外のファンタジー・ワールド)』として発表された作品。監督は『モンスターズ・ユニバーシティ』(2013)のダン・スキャンロンで、ティーンエイジャーのエルフの兄弟が、まだ世界に魔法が残っているかを知るべく旅に出る物語となる。

本作にプラット&ホランドは主要キャストとして参加。役柄は明らかになっていないものの、主人公となるエルフ兄弟の声を務める可能性が高そうだ。
『モンスターズ・ユニバーシティ』でスキャンロン監督とタッグを組んだ、プロデューサーのコリ・レイ氏は、プラットについて「豊かな人間味と見事なユーモアをキャラクターにもたらしてくれる」と絶賛。また、スキャンロン監督は「ホランドには(人々に)伝わりやすい魅力と誠実さがあります。だから、彼が演じるキャラクターはすべて応援したくなってしまうんです」と大きな信頼を寄せた。

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また、同じく役柄は不明だが、本作には主要キャストとして「Veep/ヴィープ」(2012-)のジュリア・ルイス=ドレイファス、『ドリーム』(2016)や『シェイプ・オブ・ウォーター』(2017)のオクタヴィア・スペンサーも参加。
スキャンロン監督とレイは、それぞれ「ジュリアより面白い人はいません。同時に、温もりや愛情の側面をキャラクターに与えてくれます」、「オクタヴィアは何でもできるんです。彼女が役柄にもたらす深みやユーモアを特に楽しみにしています」とコメントしている。

「D23 Expo 2017」にて、スキャンロン監督は本作について「エルフや妖精、そして1970年代のトラックにくっついていたあらゆるものが登場する」「空想と日常のミックス」だと表現していた。「幼い頃に父を亡くしたティーンエイジャーのエルフの兄弟を描きます。世界に残された魔法で父親との時間を1日だけ過ごすため、少年たちは冒険へ出かけるんです」と語っていた

今回の発表に際して、スキャンロン監督は「ピクサーでは個人の真実に基づいた物語を作ることを試みています。この映画は僕と兄弟の関係から触発された作品です」とコメント。幼い頃に父親を亡くした経験を元にした、非常にパーソナルな作品であることも明かされている

ディズニー&ピクサーによる新作映画『Onward(原題)』は2020年3月6日に全米公開予定。

Sources: Deadline, Comicbook.com

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Marika Hiraoka

THE RIVER編集部。アメリカのあちこちに住んでいました。

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