Menu
(0)

Search

『オッペンハイマー』セックスシーンの撮影中にカメラが壊れ、裸の役者が気まずい思い

オッペンハイマー
© Universal Pictures. All Rights Reserved.

映画『オッペンハイマー』では、撮影中にとんでもないハプニングが起きていた。なんと、セックスシーンの途中でカメラが壊れてしまったというのだ。当事者であるフローレンス・ピューが思いがけない出来事の経緯を詳細に振り返っている。

『オッペンハイマー』は第二次世界大戦中に原子爆弾の開発・製造を率いた理論物理学者、J・ロバート・オッペンハイマーの半生を綴った一作。ピュー演じるジーン・タトロックは、キリアン・マーフィー演じるオッペンハイマーの愛人として登場する。

オッペンハイマー
© Universal Pictures. All Rights Reserved.

劇中ではマーフィーとのベッドシーンにも挑んだピューは、『オッペンハイマー』のパネルイベントに出演した際に、映画に関わる全スタッフのプロ意識に感銘を受けたと語る中で、「セックスシーンの最中にカメラが壊れたんです」と突然明かした。「このことは誰も知らないと思いますが、本当なんです」と続け、その後のドタバタをこう振り返った。

カメラが壊れた時は2人とも裸で、望んでいないタイミングでした。カメラの数もそこまで多くはなくて、一台は店で修理中でした。クリス(クリストファー・ノーラン)が“もう一台のカメラはどこかな?”と聞くと、お店にあるというので、その場で修理することになったんです。」

問題発生時、閉ざされたセットで撮影していたピューはというと、キリアンと共に「自分の体に手を巻きつけていた」そう。裸のまま待っていると、部屋に入ってきた担当者がカメラを操作し始めたので、事情が分からないピューも「カメラに何があったのでしょうか?」と様子を聞きにいったという。

かなり気まずい瞬間だったことが想像できるが、その後すぐにカメラは直ったようだ。ピューいわく、カメラが上手く動作しなくなったのは、光の入り方に問題があったためだそう。

思わぬ出来事にもすぐさま対応する『オッペンハイマー』の現場に、ピューは「セットにいた全員が何かに精通しているのは、信じられない光景でした」と感激。「誰もが映画作りに備えていて、無駄な時間は全くありませんでした」と語った。

映画『オッペンハイマー』は公開中。

Source:Universal Pictures

Writer

アバター画像
SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly