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『オッペンハイマー』日本、洋画1位スタート ─ 2024年公開の洋画最大ヒットで発進

オッペンハイマー
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2024年3月29日より待望の日本公開を迎えたクリストファー・ノーラン監督最新作『オッペンハイマー』は初日3日間で231,015名を動員、379,270,620円(※3/25の先行プレミア含む累計は231,763名、381,155,360円)を達成、2024年公開の洋画第1位となるスタートを切った。

クリストファー・ノーラン監督作品史上、IMAXは週末最高の成績となっている。最終興収は25億円を見込む。

公開を受けて、4月6日(土)13:00の回上映後に丸ノ内ピカデリー Dolby Cinemaにてトークイベントの開催が決定。ゲストには、「ノーランの緻密な映画力学に圧倒される」と語る『日本のいちばん長い日』(2015)の原田眞人監督、「間違いなくノーランの最高傑作だ」とコメントを寄せている『福田村事件』(2023)の森達也監督。

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チケット販売はSMT Members会員4月3日(水)17:00~ (PC・スマートフォン)
、SMT Members非会員 4月3日(水)21:00~ (PC・スマートフォン)、劇場窓口 4月4日(木)劇場オープン時より。

また、日本でのヒットを記念して、クリストファー・ノーラン監督や撮影監督のホイテ・ヴァン・ホイテマ、キリアン・マーフィー、ロバート・ダウニー・Jr.らキャストが登場する特別映像「Shooting For IMAX®」が公開された。

映像は、国家的プロジェクト「マンハッタン計画」を率いたオッペンハイマーが「人々は恐れない、理解するまでは。世界は理解しない、それを使うまでは」と、独白する場面で幕をあける。クリストファー・ノーラン監督は「オッペンハイマーの物語は壮大です。本作を見た人々がそれを追体験し、より感情移入できるようIMAX®で撮影しました」とコメント。天才物理学者の頭脳と心への没入へと誘う。

撮影監督のホイテ・ヴァン・ホイテマは、「IMAX®は雄大な景色を撮るのに適した規格ですが、アップショットにも使ってみたかった。人の顔は風景のように 入り組んでいて奥深いです。どうしたらIMAX®カメラで人物のアップを 撮れるか考えました」と語り、オッペンハイマーの複雑な心中を表現するキリアン・マーフィーの撮影シーンが紹介される。

クリストファー・ノーラン監督による脚本をもとに、主人公オッペンハイマーの主観パートをカラーで撮影、ロバート・ダウニー・Jr.が演じるルイス・ストローズを軸とした場面はモノクロで描かれている。製作総指揮のトーマス・ヘイスリップは、2つの視点で描く試みについて「クリスクリストファーは毎回限界に挑んでいます。この作品の鍵はカラーとモノクロの併用です」とし、「マンハッタン計画」の最高責任者レズリー・グローヴス役のマット・デイモンが、常に完璧を求める「クリスは普通じゃ満足できません。IMAX®長編映画の先駆者であり、常に最先端を行く人です」と、監督は映画界を牽引するイノベーターだと指摘する。「白黒の65ミリ規格なんて存在しないから技術を駆使して作るしかない」と決めたホイテマは、IMAX®カメラに適した本作専用のモノクロ・フィルムを開発したと振り返り、「巨大スクリーンに映したら魔法のような映像が広がりました」とノーラン監督が続ける。

そして、オッペンハイマーとの対立を深めていく米原子力委員会の委員長、海軍少将のルイス・ストローズを演じたロバート・ダウニー・Jr.が登場。「47年型のパッカードの後部座席に座ってIMAX®カメラをひざにのせ走行シーンを撮りました。映画撮影の原点を思い出しました。レンズが迫ってくると身が引き締まるんです」と、狭い車内での撮影は俳優の原点に立ち返る体験だったと述懐する。

ノーラン監督、スタッフ、キャストが力を合わせて完成した『オッペンハイマー』について、製作のエマ・トーマスは「IMAX®映画は初めてではありません。でもこの作品は別格です。大画面で見ると迫力と臨場感がすごいです」と断言。オッペンハイマーのかつての恋人ジーン・タトロックを演じたフローレンス・ピューは「人間味を感じられるし物語に引き込まれる」、妻キティ役のエミリー・ブラントは「神話のように重厚、劇場で見たら記憶に残る体験になります」と続き、主演のキリアン・マーフィーが「劇場で見る観客の没入感を最大限に高めるためにIMAX®で撮影しています」と語りかける。

映像は、「巨大スクリーンで見るとクオリティの高さがさらに際立つ」という撮影監督の言葉に続き、クリストファー・ノーラン監督の「15パーフォレーションの 70ミリフィルムは最高画質です。観客は物語に入り込める。巨大IMAX®スクリーンで歴史的瞬間を体感してほしいです」というメッセージで結ばれた。

また、最高品質の映像で極限の没入体験を追求し、自身初の監督賞受賞したノーラン監督が英国王室から名誉あるナイトの爵位を授与されることが発表されている。

映画『オッペンハイマー』は全国で大ヒット上映中。IMAX®劇場全国50スクリーン、Dolby Cinema®全国10スクリーン、35mmフィルム版109シネマズプレミアム新宿にて上映中。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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