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クリストファー・ノーラン『オッペンハイマー』特報映像が米公開 ─ YouTubeでループ再生中、「世界が永遠に変わる」日までカウントダウンか

https://youtu.be/hflCiNtY6MA

『ダンケルク』(2017)『TENET テネット』(2020)につづくクリストファー・ノーラン監督最新作、『オッペンハイマー(原題:Oppenheimer)』より特報映像が米国公開された。YouTubeにてループ再生しており、不穏なカウントダウンがなされている。

『オッペンハイマー』の主人公は、米国の物理学者であるロバート・オッペンハイマー。第二次世界大戦における原子爆弾の開発・製造計画、「マンハッタン計画」を主導した人物だ。原爆の開発から、後に彼が核兵器の国際管理の必要性を訴え、水素爆弾への抗議活動を行うに至るまでの変化が綴られるという。

“原爆の父”と呼ばれたオッペンハイマーとしてキャスティングされたのは、『ダークナイト』トリロジーをはじめ、『インセプション』(2010)『ダンケルク』(2017)とノーラン監督作品の常連俳優、キリアン・マーフィー。公開された特報映像は、不穏な音楽とともに、マーフィーふんするオッペンハイマーの姿が描かれている。

この特報映像は、YouTubeのユニバーサル・ピクチャーズのチャンネルにてライブ配信中。そこにはカウントダウンが表示されており、ループする度に減っていく仕組みだ。これは、2023年7月16日までの時間を示すものと思われ、1945年7月16日は米国が人類最初の核実験を行った日である。特報映像に先立って公開されていたポスターのキャッチフレーズのとおり、“世界が永遠に変わる(The World Changes Forever)”日までカウントダウンしているのだろう。

共演者には豪華俳優陣が勢揃い。エミリー・ブラントがオッペンハイマーの妻を演じるほか、ロバート・ダウニー・Jr.、マット・デイモン、フローレンス・ピュー、ラミ・マレック、ゲイリー・オールドマンらが名を連ねている。脚本は、ノンフィクション『オッペンハイマー「原爆の父」と呼ばれた男の栄光と悲劇(上・下巻)』(PHP研究所)を原作に、ノーラン監督自らが執筆した。

映画『オッペンハイマー(原題:Oppenheimer)』は、2023年7月21日に米国公開予定。

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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