オスカー・アイザック、「ムーンナイト」は「キャリア史上最も挑戦的だった」─ 撮影は終了済み
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)によるドラマ「ムーンナイト(原題:Moon Knight)」にて、MCUに初参加することになったオスカー・アイザック。どうやら本作は、これまでのキャリアのなかでもっともチャレンジングな作品だったようだ。
「ムーンナイト」は心の病を抱えた元傭兵、マーク・スペクター/ムーンナイトが任務中に重傷を負ったことから、エジプトの“月の神”と契約を結び、自称・神の化身として蘇る物語。撮影開始の時期は定かでないが、ハンガリー・ブダペストにて執り行われていた模様で、すでに終了しているようだ。この度、Variety’s Awards Circuit Podcastにて、オスカー・アイザックが本作の製作を振り返っている。
「ケヴィン・ファイギと話したとき、“いくつかのビッグアイデアを用意していきます。もちろん気に入らなくても、それは構いません”と伝えました。そうすると、すぐに何もかもが明確に見えはじめてきたのです。そこには、今までやったことがなかったもので、それでも興味があり、やりたかったことを実際に行う余地がたくさんありました。」
オスカー・アイザックといえば、『スター・ウォーズ』『ボーン』『X-MEN』といったアクション作品をはじめ、アレックス・ガーランドによる『エクス・マキナ』(2015)、ニコラス・ウィンディング・レフンによる『ドライヴ』(2011)、イーサン&ジョエル・コーエンによる『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』(2013)、ドゥニ・ヴィルヌーヴによる『DUNE/デューン 砂の惑星』(2021)など様々な題材、ジャンルの作品に出演してきた俳優だ。
いくつもの困難を乗り越え、成功を掴んできた俳優なわけだが、「ムーンナイト」はオスカー・アイザックにとって今までで最も挑戦的な作品だったようだ。「これまでのキャリアの中でも最大の仕事量で、最も挑戦的な作品でした。8ヶ月間でやらなければならない仕事量としては膨大でしたね」。
“8ヶ月間”というのが、アクションシーンのための練習から本番の撮影を含めての期間なのか、準備期間だけのものなのかは定かでない。いずれにせよ、1年の半分以上を本作に費やしたわけだが、それでもオスカー・アイザックは「撮影現場に行って仕事をするのがとにかく待ち遠しかった」のだという。キャリア史上最も挑戦的だったという本作は、Disney+にて、2022年内に配信予定とされている。
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Source: Variety’s Awards Circuit Podcast