『パディントン3』2022年末に撮影開始へ ─ パディントン役ベン・ウィショー、街中でのとある悩みを明かす

人気児童文学「くまのパディントン」の実写映画版『パディントン』シリーズの第3作(タイトル未定)の撮影が、2022年末にも開始される予定であることが分かった。パディントンの声優を務めるベン・ウィショーが明かしている。
『パディントン』シリーズは、マイケル・ボンド著「くまのパディントン」を原作に、ちょっとドジだけど家族思いで心優しい、マーマレードが大好きなクマのパディントンを描く物語。サリー・ホーキンスやニコール・キッドマン、ヒュー・グラント、ベン・ウィショーら豪華キャストを迎えて『パディントン』(2014)と続編『パディントン2』(2017)が製作され、大ヒットを記録している。
英BBCによると、パディントン役のベン・ウィショーが、改めて『パディントン3』の実現を約束した上で、撮影開始が2022年末に見込まれていることを認めたという。2021年2月には、企画の正式始動が伝えられていたが、実際のところ製作がどれだけ進んでいるのかは定かでなかった。現在は撮影開始に向けたプリプロダクション(撮影前作業)の真っ只中にあると思われる。
パディントン役再演を控えるウィショーは、BBCにとある“悩み”を打ち明けている。街中で子供連れの親に目撃された時、ある事をされて困っているのだという。
「とてもがっかりさせてしまうことなんですけど、たまに親がお子さんに声をかけて、僕のことを指差すんです。子どもたちが作る戸惑いの表情といったらもう。だって、どうやっても僕がパディントンになれるわけないじゃないですか。彼らには分かりませんよ。僕がパディントンの声をやっているんだと伝えたら、もっと混乱させてしまいます。」
このシチュエーションにウィショーがどれだけ遭遇するのかは分からないが、何とかパディントン役であることを証明する良い手段はないものだろうか。それはさておき、撮影開始も予定されているということで、お楽しみの悪役を演じる新キャストや物語の詳細を待ちたいところだ。
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Source: BBC