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レア・セドゥ、パリ精神病院の歴史スリラー映画に主演 ─ 脱出もくろむ女性患者役、政治家・芸術家たちのパーティ描く

レア・セドゥ
© Zuma/Avalon.red 写真:ゼータ イメージ

『アデル、ブルーは熱い色』(2013)や『007』シリーズの女優レア・セドゥが、時代劇スリラー映画『Party of Fools(英題)』で主演を務めることがわかった。監督を担当するのは、『バトル・オブ・ライジング コールハースの戦い』(2013)のアルノー・ドゥ・パリエール。米Varietyが報じている。

『Party of Fools(原題)』では、1893年フランス・パリ、サルペトリエール病院を舞台に、実際に起きた歴史的な出来事や当事者たちを基に物語が描かれる。ある日の夜、女性の精神病患者を中心に収容していたサルペトリエール病院では、政治家や芸術家、社交界の人々を集めて、“騒々しいパーティ”が開催されることになっていた。

レア・セドゥ演じるファニは、見た目と性格の良さを買われて、病院に収容されていた4,500人の中からパーティに参加するよう選ばれた150人の女性患者の一人。しかし、彼女には目的があった。それは、パーティに集まった群衆の中から母親を見つけ出して、病院から脱出することだった……。

脚本は、『バトル・オブ・ライジング コールハースの戦い』のクリステル・ベルセヴァスが、アルノー・ドゥ・パリエールと共同執筆する。製作を務めるのは、フランスの大物プロデューサーである『セブン・シスターズ』(2017)のフィリップ・ルスレ、ジョナサン・ブルメンタール。コロナ渦以降、フランスにおける初めての大型映画として製作発表された本作は、2020年末から2021年初旬頃に撮影開始を予定している。

ちなみに、『ガルヴェストン』(2018)のメラニー・ロラン監督も同じくサルペトリエール病院を舞台にした映画『The Mad Women’s Ball(原題)』を現在準備中。とはいえ、同作は作家ヴィクトリア・マスの原作小説を基にしており、ストーリーの切り口も異なるようだ。

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Source: Variety

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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