ペドロ・パスカル、『スター・ウォーズ』実写ドラマ「ザ・マンダロリアン」に主演交渉中

ルーカスフィルムが製作中の『スター・ウォーズ』初の実写ドラマシリーズ「ザ・マンダロリアン(邦題未定、原題:The Mandalorian)」に、ペドロ・パスカルが主演で交渉中だ。米Varietyが伝えた。
チリ・サンディアゴ出身のペドロ・パスカルは、2014年に「ゲーム・オブ・スローンズ」オベリン役での出演で広く知られるようになり、『キングスマン:ゴールデン・サークル』(2018)ウイスキー役でも大きな注目を集める。続けて、デンゼル・ワシントン主演『イコライザー2』(2018)でも重要な役どころで登場した。Netflixドラマ「ナルコス」(2015-2017)ではハビエル・ペーニャ役で出演している。

この度の実写ドラマシリーズで描かれるマンダロリアンとは、『スター・ウォーズ』で戦闘民族の歴史を持つ惑星マンダロアの民を指す族称。T字型バイザーのヘルメットやジェットパックなどを装備した装甲服で知られる。少々紛らわしいのだが、映画に登場した賞金稼ぎジャンゴ・フェトとボバ・フェットはマンダロリアンの装甲服を着用しているのみで、厳密にはマンダロリアンというわけではない。
「ザ・マンダロリアン」は、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(1983)と『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)の間を舞台に、新共和国の遠く及ばぬ銀河のはずれを旅する孤独なマンダロリアンを描くという。
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同ドラマ第1話の監督は、アニメシリーズの『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』や『スター・ウォーズ 反乱者たち』などの『スター・ウォーズ』関連作品で実績豊かなデイブ・フィローニ。実写作品の監督は初となる。以降のエピソードの監督として、Netflix「Marvel ジェシカ・ジョーンズ」などのデボラ・チョウ、『DOPE ドープ!!』(2015)のリック・ファムイーワ。『ジュワシック・ワールド/炎の王国』(2018)クレア役としても知られる女優のブライス・ダラス・ハワードも監督として参加。『マイティ・ソー/バトルロイヤル』(2017)で唯一無二の個性を発揮したタイカ・ワイティティの名も挙げられており、各方面から様々な才能が結集した格好だ。
プロデューサーには、『アイアンマン』(2008)監督ほか、『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』(2018)などのエグゼクティブプロデューサー、ハッピー・ホーガン役の演技など幅広い才能を見せるジョン・ファヴローに加え、3年間の任期延長が伝えられた米ルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ、『MEG ザ・モンスター』(2018)などのコリン・ウィルソンも参加。エグゼクティブプロデューサーには、『ジャングル・ブック』(2016)や実写版『ライオン・キング』(2019)のカレン・ギルクリスト。
ドラマ「ザ・マンダロリアン(邦題未定、原題:The Mandalorian)」は、2019年よりスタートするディズニー独自のストリーミング・サービス「Disney+」にて配信予定。同サービスは既に日本語にも対応したティーザーサイトが公開されており、メールアドレスを登録しておくと最新情報が受け取れるようになっている。
Source:Variety