サイモン・ペッグ、うつ病とアルコール依存に苦しんだ過去明かす ― 「僕は俳優です。だから、ずっと演じていたんですよ」

「あの映画に出て、僕は(依存症について)多くの人に伝えているような気持ちでした。依存症ってあんな感じなんですよ。自分の頭がもうひとつ飛び出してきて、自分自身を破壊することばかりしたがるような。そうすることを何よりも優先してしまうんです。結婚や子ども、仕事よりも。」
自身が治療を終えた時期をサイモンは語っていないが、少なくとも状態が悪化してから6年以上、最初にうつ病を患ってからは22年以上という時間を費やして、彼は長らく抱えてきた問題を克服したのだ。そして、その後しばらくの時間が経過した現在、ようやくその体験を語るに至ったのである。
現在でもサイモンは数えきれないほどの作品に携わっており、2018年には『レディ・プレイヤー1』のほか『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』やマーゴット・ロビーと共演した『アニー・イン・ザ・ターミナル』が劇場公開され、さらに2作品が公開待機中。年内には初監督作品の撮影も始まるとみられ、その後には『スター・トレック』次回作の撮影も控えているのだ。働きすぎでファンから心配されることも多いサイモンだが、これからもどうか元気な姿で、いろんな表情を世界中の観客に見せてほしい。
Source: The Guardian
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