『ザ・バットマン』スピンオフ「ザ・ペンギン」予告編が米公開、コリン・ファレルの変身再び ─ 2024年秋、米配信開始へ

DC映画『THE BATMAN―ザ・バットマン―』(2022)のスピンオフドラマ、「ザ・ペンギン(原題:The Penguin)」が、2024年秋に米Max(旧HBO Max)で配信開始となることがわかった。あわせて、米ティザー映像も公開されている。
本シリーズは、ペンギン/オズワルド・コブルポット(コリン・ファレル)を主人公とする作品。コリン・ファレルが映画からペンギン役を続投する。物語は『ザ・バットマン』の約1週間後から始まるという。
「俺がガキの頃、昔ながらのギャングがいた。レックス・カラブレーゼだ。彼は大物で、人々を助けた。街で見かけたら声をかけてくれたんだ」。映像は、ファレル演じるペンギンが記憶を辿り、ある男について語る。
「俺が14歳のとき、彼は心臓発作を起こして死んだ。葉巻をくわえたままな。うちの近所では、彼を偲んでパレードが開かれんだ。ひどいパレードだった。派手さはなかったけど、それが表示行為だった。愛を伝え、彼が何を意味していたかを示すためのな。」
意味深な語りと共に、映像では裏社会で悪行を重ねるペンギンの姿も映し出されている。時に危ない目に遭いながらも、自ら現場に出向き、確実にターゲットを殺める。映像は、死んだギャングの男について「そんな風に記憶されることを、お前は想像できるかい?」と問いかけるペンギンの言葉で締めくくられるが、その真意は物語が進むにつれて明らかになってくるだろう。
また映像では、『パーム・スプリングス』(2020)のクリスティン・ミリオティが演じるソフィア・ファルコーネが泣き叫ぶ姿や、『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(2023)のクランシー・ブラウン演じる犯罪王サルバトーレ・マローニがペンギンと対峙する姿も垣間見られる。ほか共演には、「マーベル ランナウェイズ」(2017-2019)のレンジー・フェリズ、「ハウス・オブ・カード 野望の階段」(2013-2018)のマイケル・ケリー、「エクスパンス -巨獣めざめる-」(2015-2022)のショーレ・アグダシュルー、「マーベラス・ミセス・メイゼル」(2017-)のマイケル・ゼゲンらが名を連ねる。
脚本・ショーランナーを務めるのは「エージェント・オブ・シールド」などのローレン・ルフラン。第1話~第3話の監督を『ザ・ハント』(2020)のクレイグ・ゾベルが手がける。製作総指揮にはルフラン&ゾベル&ファレルのほか、『ザ・バットマン』のマット・リーヴス監督とプロデューサーのディラン・クラークらが就任している。
ドラマ「ザ・ペンギン(原題:The Penguin)」は、2024年秋米Max配信開始。全8話。
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