『ピーターラビット』続編、米国版新予告編が公開 ─ ウサギ版アウトレイジ、今度は家族で勝負

「ウサギ版アウトレイジ」「マッドマックス 怒りの湖水地方」などの異名で知られる、実写映画版『ピーターラビット』(2018)の続編『ピーターラビット2(邦題未定、原題:Peter Rabbit 2: The Runaway)』の米国版新予告編が公開された。
ピーターは世界で一番幸せなウサギだ。たくさんの仲間に囲まれ、画家のビアという大親友もいる。ところがある日、ロンドンから潔癖症のマグレガーが隣に引っ越してきたことで、ピーターの生活は一変。動物を追い払いたいマグレガーを相手に、ピーターは命がけのデスマッチを繰り広げた。それから時は流れ、ビアとマグレガーは夫婦に。ピーターほかウサギたちも家族になったが、ピーターは努力してもイタズラ好きの性質を変えられなかった。そんな時、ピーターは家出した先で、自分の“イタズラ好き”が喜ばれる場所があることを知った。家族が必死に自分を探すなか、ピーターは“自分はどんなウサギになりたいのか”という問題と対面することになる。
今回の予告編では、「ふたりに子どもが生まれたら」と想像をふくらませたピーターたちが街へと繰り出し、列車から見る景色や、初めて見る市場の風景に目を奪われる様子が、前作『ピーターラビット』と変わらぬキュートさで捉えられている。ところが、ひょんなことから家族をさらわれてしまったらしいピーターは、ビアとマグレガーのもとに戻り……。「どうして僕を助けてくれるの?」というピーターに、マグレガーは「それが父親だから」と答える。そう、『ピーターラビット』続編は文字通りのファミリー・ムービー。人間 vs ウサギだった前作からはうってかわって、今回は人間とウサギの“家族”が危機に挑むのだ。
本作には、マグレガー役のドーナル・グリーソン、ビア役でローズ・バーンが再登板するほか、ピーターの声を務める人気コメディアンのジェームズ・コーデンをはじめ、マーゴット・ロビー、エリザベス・デビッキ、デイジー・リドリーらボイスキャストが復帰。新キャストとして『グローリー/明日への行進』(2014)のデヴィッド・オイェロウォが出演し、ワイルドなウサギ・バルナバスの声を「ウォーキング・デッド」(2010-)のレニー・ジェームズが担当する。
脚本・監督・製作は、前作を手がけたウィル・グラックが続投。脚本は『アントマン&ワスプ』(2018)ストーリー・コンサルタントのパトリック・バーレイが共同執筆した。
映画『ピーターラビット2(邦題未定、原題:Peter Rabbit 2: The Runaway)』は2020年4月3日に米国公開予定。前作『ピーターラビット』ブルーレイ&DVDは発売中。