『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』MCUでは「スパイダーセンス」に別の呼称がある模様

スパイダーマンといえば、並外れた運動神経や壁に貼り付く能力、手首から放つクモ糸を武器に活躍するスーパーヒーローだ。ほか、スパイディを象徴する能力として欠かせないのが、クモの第六感…、いわゆる「スパイダーセンス」である。
スパイダーセンスは、身に降りかかる危険を事前に察知できる能力。このおかげでスパイダーマンは敵の攻撃をうまくかわすことが出来る他、「嫌な予感」に感づくことも可能だ。たとえば『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』では、サノスの一味エボニー・マウがQシップで地球を襲来した際、スクールバスの中でその危機を感じ取っていた。
これまで、あらゆるコミックやゲームで「スパイダーセンス」と呼ばれたこの能力だが、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でマーベル・シネマティック・ユニバースは別の呼称を用いるという。
米Comicbook.comが本作出演者から聞かされたという情報によると、その呼び方とはズバリ“Peter Tingle”、カタカナで書き表すなら「ピーター・ティングル」だ。”tingle”の意味は、「うずく」「ひりひりする」「ぞくぞくする」といったところ。「ピーターのうずき」、といったところか。
この新呼称は、伝統的なスパイダーマンの設定にアレンジを加えるMCUの性質を考えればさほど驚くことでもないかもしれない。カメラ趣味のないピーター・パーカーや、メリー・ジェーンではないMJなど、MCUのスパイダーマンは新たな解釈で独自の世界観の確立を試みている。でも、現時点では「スパイダーセンス」の方がずっと耳にも馴染み深いだろう。
果たして、劇中で”Peter Tingle”と明言されるシーンはあるのだろうか。映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は2019年6月28日(金)世界最速公開。
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』公式サイト:http://www.spiderman-movie.jp/
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Source:Comicbook.com