【インタビュー】『名探偵ピカチュウ』キャスト「初めての出会いは『ポケットモンスター金』」 ─ ジャスティス・スミスとキャスリン・ニュートン、仲良しトーク

共感できるストーリーが魅力
──もしもおふたりが『名探偵ピカチュウ』のライムシティに行くことが出来たら、どのポケモンを連れて歩きたいですか?
キャスリン「トリミアンがいい。プードルに似たポケモンなんですけど、実際に私もプードルを3匹飼ってるんです。仲良くできるかなぁ?」
ジャスティス「僕はワニノコが進化したオーダイル。やっぱりワニノコが好きですから。色も好みだし、タイプも良い。子供の頃、『ポケモン 金』で最初に自分で選んだポケモンですしね。フィギュアも持ってます。それに見た目がワニみたいでカッコいい!」
──『名探偵ピカチュウ』出演の決め手は何だったんですか?
キャスリン「脚本を読んだ時から、絶対に出たいと感じていました。ポケモン初の実写映画ということもあるのですが、こういう若い女性の役を演じられる機会も良いなって。私くらいの年齢の女性ですと、こうした(大作映画の)機会も滅多にありませんから。」
ジャスティス「僕にとっては、人間ドラマであるかが大切でした。ポケモンの知識関係なしに、共感できるかどうかですね。ポケモンが実写化されると聞いたときはすごく嬉しかったけど、ストーリーもなしにただポケモンがスクリーンに登場するだけの映画になるのかなという不安もありました。でも、監督のロブ・レターマンに出会って、今作のビジョンを聞かされたときに”これはやらなくちゃ”とすぐに決断しましたよ。
ポケモンという生き物のファンタジー性に対して、ストーリーは共感できるものがある。これは今までのアニメ作品でもずっと大切にされてきたことだと思います。ロブ監督も、ポケモンというマジックとファンタジーをとらえながら、同時に物語をできるだけ現実的に描こうと試みています。」
──本作での演技はいかがでしたか?
ジャスティス「ロブ・レターマン監督には、(ポケモンという)空想上の生き物が登場するからこそ、現実的に描きたいというビジョンがありました。物語はフィルム・ノワール調で、即興も取り入れて会話はナチュラルに。ただファンタジーとして描くのではなく、もっとこう…」ジャスティス&キャスリン「現実的な。」ジャスティス「そう、現実的な。」
キャスリン「撮影中は想像力を駆使して、童心に帰って挑みました。ロブ監督とのお仕事は最高でした。私たちを役者としてすごく信頼してくださって。自由も許してくださって、彼なしではこの作品はありえなかったと思います。監督もポケモンが大好きで、世界観やファンのことをすごく大事に考えていました。全てのショットから監督の愛を感じられると思います。」

スーパーヒーロー映画にも出てみたい?
──キャスリン、あなたの前作『ベン・イズ・バック』は、本作(2019年5月3日公開)と同じく5月(24日)に公開されますが、
キャスリン「ウソでしょ!知らなかった!」
──そうなんですよ!同じタイミングに公開されるんです。
キャスリン「知りませんでした。また日本に戻ってこなきゃ!(『ベン・イズ・バック』とは)全く毛色が違う映画ですよ。」
──今後はどんな映画に出てみたいですか?
キャスリン「私は楽しめる映画が好きなので、ラブコメに挑戦してみたいですね。」
ジャスティス「僕はホラー映画かな。」
──『ジュラシック・ワールド/炎の王国』で若干やってましたね(笑)。
ジャスティス「若干やりました(笑)。」
キャスリン「めっちゃ絶叫してた(笑)。」
ジャスティス「うん、めっちゃ絶叫した(笑)。」
──楽しかった?
ジャスティス「すごく楽しかったです。あれは楽しかった…質問なんでしたっけ?(笑)」
──今後出てみたい映画(笑)。
ジャスティス「あぁ、そうそう。ホラー映画ですね。それから悪役をやってみたい!」
キャスリン「私はスーパーヒーローをやりたい!」
ジャスティス「来た。じゃぁ僕が悪役やるから。」
キャスリン「次回作決定!」
ギャラリー
映画『名探偵ピカチュウ』は2019年5月3日(金)より大ヒット公開中。
『名探偵ピカチュウ』公式サイト:https://meitantei-pikachu.jp/