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『名探偵ピカチュウ2』脚本家離脱、「企業のポケモン権利が絡んでいて複雑」な状況に

名探偵ピカチュウ

2019年5月に公開された実写版映画『名探偵ピカチュウ』は、かねてより続編企画が進められているとされていたが、それ以降に具体的な進捗状況は聞こえてきていない。

2020年5月には、続編の脚本家として『22ジャンプストリート』(2014)『クローバーフィールド・パラドックス』(2018)などを手掛け、人気ビデオゲームを実写映画化した『ソニック・ザ・ムービー』(2020)にも携わったオーレン・ウジールが就任したと報じられた。しかし、続編の製作に大きな動きが見られない状態が続き、2021年5月には主演のジャスティス・スミスが、「もはや望みを捨てるしかなさそうです。実現はしないでしょう」と発言している。

続編は楽観視できないと思われていたが、米Polygonがレジェンダリー・エンターテイメントの担当者から、「続編はアクティブに開発中」との情報をキャッチしたと報じている。

しかし、脚本家に就任したとされたオーレン・ウジールの代理人はPolygonに、ウジールは既に本企画から離脱しており、誰が後任を引き継ぐのかは不明だと語ったという。Polygonは株式会社ポケモンにも連絡を取り、続編映画やスピンオフ作品の開発に関わっているのかどうか質問したが、コメントを拒否されたとのこと。

また、Polygonとの最近のインタビューにて、『名探偵ピカチュウ』の脚本を担当したベンジー・サミットとダン・ヘルナンデスは「続編には関与していないが参加したい」としつつ、「それは、今も終わっていない進行中の会話です」と回答。サミットは、「続編の状況は複雑で多くの大手スタジオが関与」していて、「自分たちには知り得ない、企業のポケモンの権利などが絡んでいる」と述べている。

依然として続編の進捗や詳細については不透明なままだが、レジェンダリー・エンターテイメントが「アクティブに開発中」だと言うからには辛抱強く待つしかなさそうだ。

Source:Polygon

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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