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『猿の惑星』新作映画の主演俳優が決定 ─ 『IT/イット』オーウェン・ティーグが主役の猿に

©2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

『メイズ・ランナー』シリーズのウェス・ボールが監督を務める、『猿の惑星』シリーズの新作映画(タイトル未定)に主演する俳優が決定した。米Deadlineが報じている。

リメイクやリブートを含めると、これまでに計8作品が発表されている『猿の惑星』シリーズ。2010年代には『猿の惑星:創世記』(2011)『猿の惑星:新世紀』(2014)『猿の惑星:聖戦記』(2017)が製作され、高い知能を誇る自我に目覚めた猿のシーザーの物語がトリロジーとして描かれた。

期待がかかる新作のプロットは明かされていないが、主役の猿を演じる俳優に、人気ホラー映画『IT/イット』シリーズでパトリック・ホックステッター役を演じたオーウェン・ティーグが決定した。これまでにティーグは、『IT/イット』シリーズに加え、スティーヴン・キングの小説をドラマ化したドラマ「ザ・スタンド」(2020)にレギュラーキャストとして出演。Netflixのアンソロジードラマ「ブラック・ミラー」シーズン4、『セル』(2016)『死霊船 メアリー号の呪い』(2020)などに出演。ホラー作品への参加が目立つ俳優だ。

製作を担う20世紀スタジオとディズニーは、2022年5月頃に届いた脚本を高く評価し、7月4日の独立記念日に先立ち、スタジオ幹部とボール監督による主役オーディションを開始した。ティーグはスクリーンテストで幹部たちを驚かせ、ここ数週間で役をオファーされたという。過去にボール監督は、「シーザーの遺産はこれからも続きます」としながらも、「第4作として作ることには興味ありません。自分たちらしいものを作りたいんです」と述べており、ティーグ演じる猿がシーザーなのか気になるところ。現時点では、人間の主人公を演じるキャストは未定だ。

新たな3部作の幕開けを飾るとも報じられている新作で脚本を務めるのは、ドラマ「スノーピアサー」(2020-)のジョシュ・フリードマン。着々とキャスティングも進んでいる模様で、20世紀スタジオは2022年内の撮影開始を目指しているというから、近いうちにカメラが回り出すことを期待できそうだ。

Source: Deadline

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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