『パイレーツ・オブ・カリビアン』新作映画、もうすぐ脚本完成 ─ 「ディズニーも作りたいはず」二つの企画が同時進行中

『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ新作映画に一歩前進だ。プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーによれば、脚本が完成間近だという。
現在、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズからは若手キャストによるリブート版と、マーゴット・ロビー主演版の2つの企画が進行中。米Colliderとの取材で最新の進捗を伝えたブラッカイマーは、両企画の作業が同時に進んでいることを明言した。
ブラッカイマーは、「ジェフ・ネイサンソンが脚本に取り組んでいます」と話しているが、この人物は『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(2017)の脚本家として知られている。ほかにも『ラッシュアワー』シリーズや『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(2002)『メン・イン・ブラック3』(2012)といった作品を手掛けてきたネイサンソンの関与はこれまで伝えられていなかった。
ネイサンソンが若手キャスト版とロビー版のどちらを担当しているのかは不明だが、前者では「チェルノブイリ ーCHERNOBYLー」(2019)や「THE LAST OF US」(2023-)のクレイグ・メイジンが脚本を手掛けていると報じられていた。となると、ネイサンソンはロビー版を担当しているということなのか。
いずれにせよ、ブラッカイマーによれば「来月」、つまり7月にはどちらかの企画の脚本を受け取る予定とのこと。「今の段階では、どちらが競馬の勝者となるかは分かりません」と語っている。以前は多忙な大物俳優を起用することの難しさから、若手リブート版がシリーズの次回作になるとも伝えていたブラッカイマーだが、ひとまずは脚本の完成を待っている状況のようだ。「ディズニーも作りたいと思うのではないでしょうか」と前向きに話している。
▼ 『パイレーツ・オブ・カリビアン』の記事
『パイレーツ・オブ・カリビアン』新作、ジョニー・デップ復帰の可能性が浮上 ─ ディズニーとの和解なるか どうなる…? 『パイレーツ・オブ・カリビアン』 キーラ・ナイトレイ、リブート版復帰を否定 ─ 育児のため「きちんと身を引く必要がある」 「撮影は過酷」 『パイレーツ・オブ・カリビアン』ティア・ダルマ役ナオミ・ハリス、リブート版復帰を望むも「実現は難しい」 戻って来てほしい ジョニー・デップのジャック・スパロウは「代えがきかない」、『パイレーツ・オブ・カリビアン』バルボッサ役がリブート版に意見 「どうなるのか分かりません」 『パイレーツ・オブ・カリビアン』若手リブート版、主演候補とウワサのオースティン・バトラーが反応 「ジョニー版は大好き」
Source:Collider