『ヴァチカンのエクソシスト』続編の可能性あり ─ 2025年以降に始動の可能性をラッセル・クロウが示唆

日本でも『ヴァチクソ』の愛称でヒットした『ヴァチカンのエクソシスト』に、続編制作の兆しだ。主人公ガブリエーレ・アモルト役を演じたラッセル・クロウが示唆している。
『ヴァチカンのエクソシスト』は、実在したエクソシストのガブリエーレ・アモルトの回顧録に基づくホラー作品。スクーターに乗って現れるアモルトのキャラクター性や、助手のトマース・エスキベル神父とのバディ要素、恐ろしい悪魔とのスペクタクルな対決シーンなどが評判を呼び、SNSを中心に口コミが拡散されヒットした。
アイルランドの番組にリモート出演したクロウは、『ヴァチカンのエクソシスト』キャラクターのスピンオフ、つまり続編の可能性を聞かれると、「それは今協議中です」と答えた。
クロウによれば、「当初のプロデューサーは、もともと1作の続編だけでなく、2作を計画していた」といい、3部作になる構想があったようだ。「ただ当時、それからスタジオの幹部が入れ替わりになり、話があちこちに」と続けるクロウだが、「あのキャラクターを連れ出して、さまざまな環境に投入できるのは間違いない」と前向きな様子だ。
さらにクロウは、「キャラクターの基となったガブリエーレ・アモルトは12冊もの本を書いていますから、あと1作、2作の映画を作るだけの素材は十二分にあるわけです」との可能性も示唆。それ以上具体的なことには言及されていないが、「来年以降になるかな」とサラリと加えており、2025年以降に企画が動く可能性があることも示した。
『ヴァチカンのエクソシスト』は1,800万ドルとされる製作費に対し、世界7,700万ドルのスマッシュヒットを記録。さらにアメリカではNetflix配信時も話題を集めており、続編製作に進むためのビジネス的な素地は整っている。続報が聞こえてくることを神に祈ろう。
Source:Virgin Media Television