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ハリウッド版『パワーレンジャー』に早くも盗作疑惑!クビになった脚本家が裏事情を暴露へ

2017年に公開されるリブート版の映画『パワーレンジャー』が早くも波乱を呼んでいる

日本の「スーパー戦隊シリーズ」を原作として、アメリカで製作された『パワーレンジャー』は大人気の長寿テレビ・シリーズだ。リブート版の映画『パワーレンジャー』は、現在も継続しているテレビ版からは独立した作品として、装いを新たに製作されている。先日予告編が公開されると、そのシリアスなテイストに注目が集まっていた。

しかし予告編が公開された直後から、一部の映画ファンの間では、ある疑惑が持ち上がっていたのである。

『パワーレンジャー / クロニクル』

『パワーレンジャー』の予告編から、すごく『クロニクル』を感じるぞ……

リブート版『パワーレンジャー』がティーンを増やした『クロニクル』だと思うのは私だけ?

早くも盗作疑惑、クビになった脚本家の証言

『クロニクル』は2012年に公開されたインディペンデント映画。3人のティーンエイジャーがある日超能力を手に入れたことから大問題に巻き込まれていく様子を、フェイク・ドキュメンタリー(ファウンド・フッテージ)の形式で描いた作品だ。確かに設定やプロットがすごく似ている気もするが……ひとまず予告編をご覧いただきたい。

今回の盗作疑惑にはひとつの根拠がある。

なんと『クロニクル』の脚本を執筆したマックス・ランディスは、『パワーレンジャー』の脚本にも参加していたのである。では、なぜこんな事態となってしまったのか? 『パワーレンジャー』の予告編が公開されてすぐ、ランディスは自身のTwitterでコメントを出している。

『クロニクル』の脚本家は、雇われて『パワーレンジャー』の映画を書いたらしいよ。そのあと彼はクビになって、代わりに『クロニクル』が作られたんだってさ。

僕は、バカバカしくて楽しくてマヌケで懐かしい、ティーンのアクション冒険映画を書いた。
ヤツらが僕をクビにしたあと、5人かそこらの脚本家がやってきて、みんなで『クロニクル』を作ったんだって。

ランディスが『パワーレンジャー』を離脱したことは予告編からも明らかだ。今年6月下旬に報道されたクレジットにはランディスの名前があったが、予告編のクレジットで彼の名前は削除されている

https://www.youtube.com/watch?v=Q-C4qqsgs8w
https://www.youtube.com/watch?v=Q-C4qqsgs8w

真相は不明、しかし

今回の件について、一連の流れやランディスのコメントから理解・推測できることは、「リブート版『パワーレンジャー』の予告編が『クロニクル』を想起させること」、そして「ランディスの脚本は製作陣が求めたものとは違ったらしい」ということだけだ。ランディスがプロジェクトを抜けたあとの『パワーレンジャー』が本当に『クロニクル』に似ているのかは、本編が公開されていない以上まだわからない。

ランディスのコメントには様々な反応が見受けられ、彼に同情する声もあれば、『パワーレンジャー』サイドへの怒りを表明する声、なかには「『AKIRA』をパクって『クロニクル』を書いたヤツが何言ってんの?」といった声もある。おそらくランディス本人は深く傷ついているだろうに、わざわざ攻撃しなくても良さそうなものだが……。

リブート版『パワーレンジャー』は、これまで「テレビシリーズとはほぼ別物」として、「ティーンたちの『ダークナイト』」と形容されることもあれば、オリジナル版の出演者が完全無視されてもいた(記事)。オリジナルの『パワーレンジャー』ファンが不安になる要素がないとは言えず、そうした不安や心配が今回の件で表出したという可能性もあるのではなかろうか。

いずれにしても、すべてを判断するのはリブート版『パワーレンジャー』が公開されてからにしたいところだ。とはいえ、気になる人は先に『クロニクル』を観ておくのが重要だろう。

最後に余談だが、『クロニクル』を監督したジョシュ・トランクは、あの『ファンタスティック・フォー』リブート版でボロクソに叩かれてしまった人物だ。脚本家・監督ともにリブートは鬼門という結果になってしまったが、なんとかリベンジに期待したいところである。

sources: https://www.yahoo.com/movies/power-rangers-movie-accused-of-copying-sci-fi-hit-chronicle-085630920.html
http://www.cinemablend.com/news/1564829/chronicles-writer-has-a-serious-problem-with-the-power-rangers-movie

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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