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『パシフィック・リム:アップライジング』監督、スーパーマン映画に興味?一転「ザック・スナイダーに撮ってほしい」

©THE RIVER

映画『パシフィック・リム:アップライジング』(2018年4月公開)のスティーヴン・S・デナイト監督が、DCコミックスのスーパーマン映画『マン・オブ・スティール』(2013)続編についてコメントを発している。

パシフィック・リム:アップライジング
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スーパーマン映画に興味?それとも……

きっかけとなったのは、とあるファンがデナイト監督に「あなたはコミック・ファンですよね。もしも状況が整ったら、『マン・オブ・スティール2』を監督したいと思いますか?」と質問したことだった。この問いかけに、監督は“Up, up and away!”とだけ答えている。

“Up, up and away!”とは、コミックでスーパーマンが飛び立つ前に口にする、いわば名ゼリフのひとつ。デナイト監督はあくまで明言を避け、ジョークとしてのレスポンスを示したわけだが、米メディアCinemaBlendは、この投稿について「デナイト監督が『マン・オブ・スティール』続編を撮りたがっている」と記したのだった。

すると、別のファンがデナイト監督に「こんなこと書かれてますよ!」と投げかける事態に発展。そこで監督は、ついに自分の意志をはっきり語るに至ったのである……。

「なんてことだ。『マン・オブ・スティール2』の監督に興味があるかと聞かれて、“Up, up and away”と答えただけなのに。僕は、ザック・スナイダーが撮る続編を観たいですよ。彼の仕事が大好きですから。

『マン・オブ・スティール』を手がけたザック・スナイダーは、その後も『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)、『ジャスティス・リーグ』(2017)と、ヘンリー・カヴィル扮するスーパーマンを撮り続けてきた。残念ながら『ジャスティス・リーグ』を途中降板したのち、DC映画ユニバースに復帰するかどうかは不明だが、一般にも業界内にも、彼の撮るスーパーマンを観ていたいというファンは少なくないというわけだ。

なお『マン・オブ・スティール』続編については、『キングスマン』シリーズのマシュー・ヴォーン監督がワーナー・ブラザースとの交渉に入ったことが伝えられていた(ただし、その後の状況は不明)。
『パシフィック・リム:アップライジング』のデナイト監督は、マーベル・コミックのヒーローを新たに生まれ変わらせたNetflixドラマ『Marvel デアデビル』シーズン1(2015)を手がけた経歴の持ち主。スーパーマンを撮る候補者に名前が挙がっても不思議ではないが、いつか本当に実現する日はやってくるのか……?

映画『パシフィック・リム:アップライジング』は2018年4月全国ロードショー

Sources: http://comicbook.com/dc/2018/01/28/man-of-steel-2-director-steven-s-deknight-zack-snyder/
https://www.cinemablend.com/news/2302962/one-marvel-veteran-wants-to-direct-man-of-steel-2
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Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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