『プレデター』第3の新作判明 ─ 「まだ誰もこんなプレデターを作ってない」斬新アイデアで計画中

『プレデター:ザ・プレイ』『プレデター:最凶頂上決戦』『プレデター:バッドランド』に続く、さらなる『プレデター』新作が計画されていることが明らかになった。上作全てを手がける監督のダン・トラクテンバーグが米SFX Magazineにて明らかにした。
2022年、コロナ禍で新作実写映画『プレデター:ザ・プレイ』をディズニープラス独占配信でリリースして大好評を得たトラクテンバーグは、アニメ映画『最凶頂上決戦』と新作実写映画『バッドランド』(2025年11月7日日米同時公開)を立て続けにリリース。ファンのプレデター熱を再燃させたトラクテンバーグは、「『プレデター:ザ・プレイ』配信のあと、続編について考えるようになり、3つのアイデアが生まれました。『最凶頂上決戦』がひとつで、『バッドランド』がふたつめ。そして、他にみっつめがあります」と明かしている。
「こんなにも作りたい気持ちに駆られ、そして急いでいるのは、2作については同時に製作していて、アニメーションではマルチタスクが可能だったからで、とにかく3作目を作りたかったからです」と初期衝動に突き動かされたことを語るトラクテンバーグ。注目の新規格については、これまでのプレデターとは全く異なる概要になることを示唆している。
「いいアイデアがたくさんあるんですが、“これが成功したから、次はこういうストーリーにしよう”というものは一つもありません。すべて、“まだ誰もこういうSFをやっていない。まだ誰もこんなプレデターを作ってない”というものです。すべてのアイデアは、そういう直感から生み出されています。『バッドランド』が終わったら、ぜひこの第3作に取り掛かりたいです。」
『ザ・プレイ』では1719年のコマンチ族とプレデターの戦いを描き、『最凶頂上決戦』では、バイキング、忍者、第二次世界大戦パイロットの異なる時代の戦士がプレデターと死闘を繰り広げる様を描いた。来たる新作『バッドランド』は、謎の荒野を舞台に、プレデターを主人公に描く異色作。エル・ファニングが『エイリアン』シリーズのウェイランド・ユタニ社製アンドロイドであることが示唆されているなど、未知の展開をはらんだ注目作だ。
『プレデター』シリーズは世界観をゆるやかに共有しており、『バッドランド』後にも拡張が予想できる。トラクテンバーグ監督による『バッドランド』に再び支持が集まれば、引き続き『プレデター』の世界をかつてない視点で楽しむことができそうだ。
『プレデター:バッドランド』は2025年11月7日に日米同時公開。『プレデター:最凶頂上決戦』はディズニープラスにて独占配信中。
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Source:SFX Magazine via Collider