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ブレンダン・フレイザー戦争映画『プレッシャー』米予告編 ─ 嵐のノルマンディー上陸作戦、決行か延期か?緊迫の決断ドラマ

https://www.youtube.com/watch?v=zdM4tdLQBg0

『レンタル・ファミリー』(2026)『ザ・ホエール』(2022)のブレンダン・フレイザーが出演する歴史戦争映画『プレッシャー(原題)』の予告編が米国で公開された。

本作は第二次世界大戦において、アメリカ・イギリスほか連合国軍がナチス・ドイツの占領するフランス北部に侵攻した「ノルマンディー上陸作戦」を描く物語。攻撃開始の72時間前、嵐の上陸が予想されるなか、フレイザー演じる連合国軍最高司令官ドワイト・アイゼンハワーは決断を迫られる──。

アイゼンハワーは苦悩していた。ノルマンディー上陸作戦のための軍事演習「タイガー演習」にて事故が起き、多くの犠牲者が出たのだ。いよいよ失敗は許されない状況のなか、作戦決行のため呼び出されたのが軍事気象学者ジェームズ・スタッグだった。

「史上最大の海上作戦だ。戦争の行方と、数千万人の命がかかっている。予報が必要だ。チャーチルは君を、この国で最高の気象学者だと言っている」

ところが2つの異なる予報が飛び込んできて、アイゼンハワーは決断を迫られる。「上陸当日は晴れる」という予報と、スタッグによる「当日は嵐」との予報だ。決行すれば嵐に流されてしまうと説得するスタッグに対し、陸軍総司令官バーナード・モントゴメリーは「決行しなければ戦争に負ける」と主張する。

アイゼンハワーは「決断は私が下す。私だけで下す」という。スタッグは「事実(ファクト)に向き合え! それがどんなに恐ろしくとも」と声をあげる。「私が話している嵐は現実です。自然の脅威も現実なのです」──。

戦場の最前線と、ひたすら議論を繰り返す上層部、その両面からノルマンディー上陸作戦を緊迫感たっぷりに描き出す本作は、劇作家デヴィッド・ヘイグの戯曲を映画化したもの。監督・脚本は『ホテル・ムンバイ』(2018)のアンソニー・マラスが務め、原作者のヘイグも共同脚本として参加した。

軍事気象学者ジェームズ・スタッグ役は、『ナイブズ・アウト: ウェイク・アップ・デッドマン』(2025)や『異人たち』(2023)のアンドリュー・スコット。最高司令官ドワイト・アイゼンハワー役をブレンダン・フレイザー、秘書ケイ・サマーズビー役を『F1/エフワン』(2025)のケリー・コンドンが演じる。

また、スタッグと対立する気象学者アーヴィング・P・クリック役には『AIR エア』(2023)のクリス・メッシーナ、陸軍総司令官バーナード・モントゴメリー役には「ビリオンズ」(2016-2023)や『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)などのダミアン・ルイス。

プロデューサーは『クライム101』(2026)や『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』(2017)などのティム・ビーヴァン&エリック・フェルナーほか。骨太の戦争映画+ディスカッション映画に期待したい。

映画『プレッシャー(原題)』は2026年5月29日に米国公開予定。日本公開は未定。

Source: Deadline

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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