『007』ゲーム企画が進行中、ジェームズ・ボンドのオリジン描く ─ 『ヒットマン』シリーズのIO Interactive制作

スパイ・アクションの金字塔『007』シリーズから、新たなゲーム企画「Project 007(仮題)」が進行していることがわかった。制作を務めるデンマーク拠点のゲーム開発会社IO Interactiveが発表している。
Project @007 (working title) is a brand new James Bond video game with a wholly original story.
Earn your 00 status in the very first James Bond origin story, to be developed and published by @IOInteractive.
More details: https://t.co/x2QeO2VKZB pic.twitter.com/d9aDhAbe90
— IO Interactive (@IOInteractive) November 19, 2020
制作を務めるのは、人気ステルス・アクションゲーム『ヒットマン』シリーズを手がけることで有名なIO Interactive。このたび、小説、映画、ゲームなどで愛され続ける『007』シリーズの新作ゲーム企画を明かした。詳しい内容は不明だが、本シリーズの主人公、英国秘密情報部の諜報員ジェームズ・ボンドの「まさに初期を描くオリジン・ストーリー」になるという。また、物語は完全オリジナルで展開されることになるとのことだ。
発表にあわせてIO Interactiveは企画のティザー予告映像を公開。約1分ほどの映像では、ジェームズ・ボンドを象徴するハンドガンがフィーチャーされている。現在は開発段階にあるといい、「現代的なシステムとプラットフォーム」にて制作されるとのことだ。
IO InteractiveのCEOを務めるハカン・アブラク氏は、以下のように声明を発表している。
「ボンドのオリジナルのゲームを制作できて、記念すべきことのように思いますし、IO Interactiveが、EON社、MGM社のクリエイティブ・パートナーの皆さんと密に連携しながら、プレイヤーとコミュニティに対して非常に特別なものをお届けできると確信しています。同社の熱意みなぎるチームは、象徴的なジェームズ・ボンド・ユニバースに自分たちの創造力を注ぎ込み、スタジオ史上最高の野心作を制作すること奮い立っています。」
『007』シリーズは、英国諜報部に属していた作家イアン・フレミングが自身の経験を基に生み出したスパイ・シリーズ。1962年には、ショーン・コネリー主演で映画シリーズがスタートし、第1作『007/ドクター・ノオ』から2021年公開予定の『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』まで、計25作品が製作されている。
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