『ピーターラビット2／バーナバスの誘惑』米公開が延期

映画『ピーターラビット』の続編『ピーターラビット２／バーナバスの誘惑』の米公開が、2021年1月15日の予定から同年4月2日に延期されることが明らかになった。

本作は新型コロナウイルスの影響で公開延期が繰り返されていた。当初の米公開予定は2020年4月3日だったが、いちど同年8月に延期され、さらに2021年1月に伸ばされていた。この度は3度目の延期に見舞われたことになる。

再設定された米公開日は、イースター休暇に合わせたものと考えられる。

日本での公開予定は現在2021年2月5日とされている。米公開が4月に変更になったことに伴って、日本公開予定にも影響が生じる可能性もあるだろう。

一部では「マッドマックス 怒りの湖水地方」「ウサギ版アウトレイジ」などのレビューが交錯した『ピーターラビット』前作から3年。今作ではついにビアとマグレガーが結婚。湖水地方で、ピーターはビアとマグレガーと“家族”として仲良く暮らすはずが、父親気取りのマグレガーに叱られ続け、イライラの毎日。元々マグレガーとは犬猿の仲で、ピーターの父親をパイにして食べた因縁の一族のひとりという遺恨もある。「あんなヤツ、父親じゃない！こんな生活ウンザリだ！」我慢の限界を超えたピーターは、湖水地方を飛び出し大都会へ家出してしまう──。

そこで出会ったのは、ピーターの父親の親友だったと語るバーナバス。都会でタフに生き抜くバーナバスに父親のような頼もしさを感じるピーター。しかし、人間に恨みを抱くバーナバスは、人家の冷蔵庫から野菜や果物を盗み、都会の動物たちを組織して、人間への復讐の機会をうかがっていた。

ある日、バーナバスはイギリス中から市場に集まった最高級ドライフルーツの強奪作戦を計画。認めてもらいたいピーターは、湖水地方の妹や動物の仲間たちをメンバーに加えて作戦に参加する。作戦が成功したかに見えたその時、人間に捕まってしまう妹や仲間たち。最大の危機にピーターの前に現れたのは…まさかのマグレガー？

新登場となるバーナバスは、ピーターを暗黒の世界に誘う地下組織のボス。日本語吹替版声優には、“Vシネの帝王”哀川翔が起用されている。ピーター役は前作に引き続き千葉雄大。