PS4ゲーム『スパイダーマン』は「マーベル・ゲーミング・ユニバース」を創るか

海外で2018年9月7日に発売予定のプレイステーション4用ソフト『マーベル スパイダーマン(原題:Marvel’s Spider-Man)』への期待が高まっている。発売を待たずして、英The Telegraph紙は関係者に早くも今作以降の展開について直撃している。

同作開発のインソッムニアック・ゲームズ クリエイティブ・ディレクターのビル・ローズマン氏は「今から3年前にマーベル・ゲーム・チームは再編され、私が参加したのはそのタイミングでした」と語る。『スパイダーマン』の他にも進めたいゲームがあると言い、「マーベルの他の部分(映画やドラマのこと)ではそれが自然ですよね」、「マーベル・ゲームもそうした流れの傍にある」と語った。

ここでインタビュワーが「では、“マーベル・ゲーミング・ユニバース”を作りたいという抱負は?」と尋ねると、ビル氏は「話を錯綜させたくないんです。MCUでも、それぞれの映画から始まっているじゃないですか」と慎重に答えている。

「映画『アイアンマン』(2008)の最後にニック・フューリーが登場したとき、誰も『アベンジャーズ』(2012)や『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)のことなんて考えもしませんでしたよね。あれは夢物語でした。当初は、とにかく最高のアイアンマン映画を作ろうというだけの意図だったはず。我々も同じように考えています。最高のスパイダーマン・ゲームを作ろう、と。そうすれば後から付いてくるものがある。将来がどうなるかなんて、誰にもわからないでしょう?我々としては、個々のゲームを最高なものに仕上げたい。だから、今の段階から皆さんを惑わすようなことはしません。我々は自由を与えたいのです。」

つまりは肯定も否定もしていないわけだが、今作の評判次第では、映画同様に複数のゲームが繋がり合う「マーベル・ゲーミング・ユニバース」の形成も考えられるということだろう。なおマーベルのTVゲームといえば、2017年1月にはマーベル・エンターテインメントとスクエア・エニックスが共同で手がける複数作のゲーム企画『アベンジャーズ・プロジェクト』も発表。このシリーズとの関係性について尋ねられると「それについては話したくありません。今は『スパイダーマン』に集中したい。でも言えるのは…我々はみんなマーベル・ファン!」と明言を避けた。

 

ゲーム『スパイダーマン』では、メリー・ジェーン・ワトソンやマイルズ・モラレス、ノーマン・オズボーン、ショッカー、ミスター・ネガティブなどのキャラクターがニューヨークを舞台に物語を展開する。ゲーム中では、ファンがニヤリと出来る様々な要素が登場するという。

「これはマーベルのゲーム、隔離された世界ではありません。このニューヨークにはスパイダーマンが住んでいます。だから、マーベル・ファンがこのゲームをプレイしたら、見覚えのある名前やロゴ、地名を見付けられるはず。あ、あれはサンクタム・サンクトラム(ドクター・ストレンジの館)じゃん!って。そこにフォーカスするわけではないけど、そこをスイングできるんです。ただのニューヨークじゃない、マーベル世界のニューヨークにいるんだと実感できるはず。自分が大きな物語の一部にいるんだと感じられる、様々な要素が登場します。」

プレイステーション4向けゲーム『マーベル スパイダーマン(原題:Marvel’s Spider-Man)』は、海外で2018年9月7日に発売予定。日本発売に関する情報を待ちたい。

Source:The Telegraph

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THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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