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『パブリック 図書館の奇跡』7月17日公開決定、予告編&ポスター到着 ─ 『ブレックファスト・クラブ』エミリオ・エステベス主演・監督最新作

パブリック 図書館の奇跡
© EL CAMINO LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

『ブレックファスト・クラブ』(1985)などに出演、『星の旅人たち』(2010)『ボビー』(2006)の監督として知られる俳優・監督のエミリオ・エステベス最新作『パブリック 図書館の奇跡』の日本公開日が、2020年7月17日(金)に決定。あわせて、本予告&ポスタービジュアルが到着した。

米オハイオ州シンシナティの公共図書館で働く、実直な図書館員スチュアート・グッドソン(エミリオ・エステベス)は、常連の利用者であるホームレスから思わぬことを告げられる。「今夜は帰らない。ここを占拠する」。大寒波の影響で路上で凍死者が続出しているにもかかわらず、市の緊急シェルターは満杯。行き場を失った約70人のホームレスの苦境を察し、スチュアートは図書館の出入り口を封鎖する。それは代わりの避難場所を求める平和的なデモだったが、政治的イメージアップをもくろむ検察官の主張やセンセーショナルな報道によって、スチュアートは危険人物に仕立て上げられてしまう。

パブリック 図書館の奇跡
© EL CAMINO LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

予告編では、主人公のスチュアートが、利用者たちの調べ物相談(レファレンス)やホームレスたちへの対応などに翻弄され、静かで穏やかな図書館のイメージとは真逆の毎日を送っている様子が捉えられている。大寒波の日、ホームレスの申し出からバリケードで出入り口を封鎖し、平和的なデモを開始するも、警察官や検察官、メディアの存在により、事態はたちまち大ごとに。やがて警察の機動隊が出動、追いつめられたスチュアートとホームレスたちの決断とは……。

ユーモアとサプライズ、あたたかな人間味にあふれた本作は、先が読めない巧みなプロット、さらには災害や格差に揺れる現代社会への問題提起をもはらみ、2018年のトロント国際映画祭で大きな喝采を浴びた。共演者には、警察官ラムステッド役に『ミッション:インポッシブル』シリーズのアレック・ボールドウィン、検察官役にクリスチャン・スレイター、さらに『007』シリーズのジェフリー・ライトら。『ネオン・デーモン』(2016)のジェナ・マローン、Netflixドラマ「オレンジ・イズ・ニューブラック」(2013-2019)の主演女優テイラー・シリングも登場する。

映画『パブリック 図書館の奇跡』は2020年7月17日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開

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THE RIVER編集部THE RIVER

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