パニッシャー、「デアデビル:ボーン・アゲイン」電撃参戦決定 ─ ジョン・バーンサル続投

マーベル・ドラマ「パニッシャー」主演ジョン・バーンサルが、新ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」に復帰することがわかった。米The Hollywood Reporterが伝えた。
「デアデビル:ボーン・アゲイン」は、2015〜2018年にかけてNetflixで展開された作品の、ディズニープラス移籍後初となるシリーズ。これまでマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)とNetflixのドラマ群が直接的なクロスオーバーを果たすことはほぼなかったが、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021)「ホークアイ」(2022)「シー・ハルク:ザ・アトーニー」(2022)で徐々に交差して実現した注目の新作だ。
一方でNetflixでは「デアデビル」のほか「パニッシャー」をはじめとする多くのキャラクターたちが構築した人気の世界観があり、ディズニー移籍後の扱いが注目されていた。
2017年〜2019年に同じくNetflixで配信された「パニッシャー」は「デアデビル」から派生したドラマ。ギャングの抗争に巻き込まれ愛する家族を失った主人公フランク・キャッスルの死刑執行人としての暗躍ぶりを描く。配信ドラマならではのダークで過激な作風と、ハードボイルドなトーンが人気を呼んで全2シーズンが製作されたが、Netflixとマーベル間の契約都合によって他関連シリーズと共に終了していた。
「ボーン・アゲイン」にデアデビル関連キャラクターが参戦することはかねてより大きな期待を集めていたものだが、パニッシャーが選出されたとは驚きだ。「ホークアイ」「シー・ハルク」でキャラクター描写がソフトになっていたことからわかるように、「ボーン・アゲイン」ではゴア描写を控えると伝えられている。対してパニッシャーは、関連キャラクターの中でもとりわけ過激な暴力描写で知られるからだ。
報道によれば、続投するジョン・バーンサルは2023年3月よりニューヨークで開始される撮影に参加。デアデビル/マット・マードック役のチャーリー・コックスと、キングピン/ウィルソン・フィスク役のヴィンセント・ドノフリオの現場に加わる。
「ボーン・アゲイン」は同名の原作コミックが存在するが、こちらにパニッシャーは登場しない。ドラマ版では、独自の改変や翻案が行われるものとみられる。
「ボーン・アゲイン」は全18話構成で、ディズニープラス配信の他マーベル・ドラマよりも飛び抜けてエピソード数が多く、壮大な物語になることを予感させている。一方でNetflixでの旧シリーズとの物語の連続性など、まだ不明部分も多い。2024年に配信予定だ。
パニッシャーが復帰できるとなれば、旧シリーズの他のヒーローたち、ルーク・ケイジやジェシカ・ジョーンズ、アイアン・フィストが将来的に再登場する可能性もありそうだが……?
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Source:The Hollywood Reporter