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『インディ・ジョーンズ』キー・ホイ・クァン、今もスピルバーグ監督から毎年クリスマスプレゼントが贈られる

Super Festivals https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Ke_Huy_Quan_%2843865682592%29.jpg | Gage Skidmore https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Steven_Spielberg_(35387269293).jpg

スティーブン・スピルバーグ監督作『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』(1984)で、主人公インディ・ジョーンズ(ハリソン・フォード)の相棒ショート・ラウンド役を演じたキー・ホイ・クァン。同作の公開から38年が経った今も、スピルバーグ監督とは素晴らしい関係性を築いているようだ。今でもスピルバーグ監督から毎年クリスマスプレゼントが贈られるという。米The Guardianのインタビューで明かした。

「彼は僕に初めての仕事を与えてくれました。あれから何年も経ちますが、僕のことを忘れてはいません。僕が助けを必要とするたびに、彼はいつもそこにいてくれるのです。」

その「初めての仕事」こそ、クァンが12歳の時に出演した『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』のこと。同作の後、スピルバーグ原案・製作総指揮の『グーニーズ』(1985)で発明好きの少年データ役に抜擢され、さらなる人気を獲得した。スピルバーグ監督が、クァンの子役キャリアを後押ししたといえるだろう。

クァンは『インディ・ジョーンズ』時代を「僕は唯一の子どもだったので、愛情と注目を浴びました」と振り返り、彼を見出したスピルバーグについて「ハリウッドの超大作にアジア人を登場させた最初の人物です。ショート・ラウンドは面白くて、勇気があって、インディを助けます。これは当時としては珍しいことでした」と高く評価。また、『グーニーズ』では「(子役)7人の内の1人だったので、常に注目を集めるために戦っていた」と話すも、「あの素晴らしいセットは、すごく楽しかったです。仕事に行くのは、遊び場に行くようなものでした」と楽しい思い出を懐かしんだ。

そんな『グーニーズ』スタジオを10月に再訪したクァンは、素晴らしい思い出が蘇り「感傷的になる」と語っていた。9月には『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』の主演ハリソン・フォードと38年ぶりに再会を果たしており、2ショットをシェアしてファンの胸を熱くさせた。

同2作を終えた後、1998年からは映画制作に活動を移していたクァン。近年俳優業に復帰し、2023年3月3日(金)に日本公開を控えるA24の話題作『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』ではオスカー有力との呼び声も高い。そのほか、マーベル・シネマティック・ユニバース「ロキ」シーズン2や、ルッソ兄弟が監督するNetflixの新作映画『The Electric State(原題)』への出演も決定している。今後も目覚ましい活躍を見せてくれるだろう。

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Source:The Guardian

Writer

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KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。

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