『エブエブ』キー・ホイ・クァン、『グーニーズ』共演キャスト&ハリソン・フォードらからアカデミー賞祝福コメント

2023年(第95回)アカデミー賞にて『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の演技で助演男優賞に輝いたキー・ホイ・クァンが、『グーニーズ』(1985)のメンバーや、『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』(1984)のハリソン・フォードをはじめとする元キャストから祝福の言葉を受け取っている。米Entertainment Weeklyなど複数メディアが報じた。
助演男優賞受賞後の記者会見にてクァンは、『グーニーズ』で共演したジョシュ・ブローリン、コリー・フェルドマン、マーサ・プリンプトンから祝福の言葉を受け取ったことに言及。クァンは、『グーニーズ』でチャンク役を演じ、現在はエンターテイメント関連の弁護士となったジェフ・コーエンが、『エブエブ』の出演契約を担当してくれたことも明かして謝意を表した。「僕は彼ら全員のことが大好きです。みんな一人一人が凄くハッピーでした。僕たちは永遠にファミリーで、グーニーズは不滅です」と述べ、『グーニーズ』で冒険を共にした仲間に喜びのメッセージを送った。
またクァンは、作品賞のプレゼンターを務め、受賞作として『エブエブ』を発表したハリソン・フォードと檀上で再会。一番にステージに上がったクァンはフォードの元へ駆け寄って抱きつき、頬にキスをして大興奮。フォードも満面の笑みでクァンを祝福した。『魔宮の伝説』で相棒同士を演じた2人の姿は、授賞式のハイライトの一つと言えるだろう。
Ke Huy Quan freaks out and hugs his ‘Indiana Jones’ co-star Harrison Ford as #EverythingEverywhere wins best picture at the Oscars. pic.twitter.com/nXh700iKbe
— Ramin Setoodeh (@RaminSetoodeh) March 13, 2023
授賞式の前にフォードはクァンのノミネートについて、「彼のために嬉しく思っています。彼は素晴らし人で、素晴らしい俳優です。子どもの時もそうだったし、今もです。嬉しいですね。本当に彼のために嬉しく思っています」と語っている。

さらにクァンは、『ザ・ホエール』の演技で主演男優賞に輝き、『原始のマン』(1992)で共演したブレンダン・フレイザーからも祝辞を受け取っている。フレイザーはクァンについて、「あの役は生涯のハマリ役で、彼は一世一代の演技をしたと思います。色んな意味で僕も彼と同じ気持ちです。僕たちは持てる力をすべて出し切り、“まだここにいる!僕たちは、まだここにいるぞ!”という感じですね」とコメント。俳優としてスランプを経験したことがある者同士として、クァンに理解を示して彼の受賞を称えた。
なお、『エブエブ』は作品賞のほか、主演女優賞、助演女優賞、助演男優賞、監督賞、脚本賞、編集賞を獲得し、最多となる7部門で栄光に輝いた。
映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』は公開中。「第95回アカデミー賞授賞式」 字幕版は2023年3月21日(火)まで WOWOW オンデマンドでアーカイブ配信中。
▼ 『エブエブ』の記事
Source: Entertainment Weekly[1][2], Fox News