『アントマン&ワスプ:クアントマニア』ヴェブの未公開シーン ─ デヴィッド・ダストマルチャンが演じる姿

マーベル・シネマティック・ユニバース『アントマン&ワスプ:クアントマニア』でなかなかのインパクトを残してくれたゼリー状のアイツ、ヴェブの未公開シーンが公開された。演じていたのは、シリーズ過去作では“三馬鹿トリオ”の1人、カート役を演じていたデヴィッド・ダストマルチャンだ。『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021)のポルカドットマン役でも話題となった。
トロトロ飲め
アントマンが量子世界に引き込まれ、その住人たちに捕まってしまうシーン。取り押さえられたアントマンにゆっくり近づいてくるのは、本編ではスライム状の生き物「ヴェブ」だが、この未公開シーン内では、モーションキャプチャー用の衣装を身に着けた俳優デヴィッド・ダストマルチャンの姿が見られる。貴重な姿と、まるで本当に「ヴェブ」と相対しているようなポール・ラッドの迫真の演技にも注目だ。
穴が開いた…
物語の終盤、征服者カーンの元に量子世界の住人たちが攻め込んでくるシーン。一番に走り出したヴェブは敵の銃弾に何度も撃ち抜かれてしまうが、自分の体に待望の「穴」が増えたことに歓喜した彼はとんでもない力を発揮して敵を倒す。本編では銃弾や跳ね飛ばされた敵がダイナミックに飛び交うが、実際の撮影時は非常に静かでシュール。ヴェブ役のデヴィッド・ダストマルチャンのまるで一人芝居のような雰囲気が分かる貴重な映像だ、
コロナ禍で世界各国と協力し、3Dプリンターを活用して制作されたクリーチャーたち
クリーチャーFXデザイナーのコナー・オサリバンは、量子世界のクリーチャーの制作について、作業をスタートしたのが撮影の3か月前とかなりタイトなスケジュールだったと語っている。
「アメリカだけじゃなくノルウェーやオランダ、アイルランド、スコットランドなど世界各国のデザイナーに協力してもらいましたが、デジタルでデザインし、造形し、型作りもデジタルでやれるなんて最高です。
そして印刷は、イギリスのハイ・ウィカムでやって、そこからさらに作業をしていきました。コロナ禍で人の行き来の自由がない中、こういう形で国をまたいで仕事ができてワクワクしました。」
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