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ダニエル・クレイグ×ルカ・グァダニーノ監督『クィア/QUEER』予告編&ポスター公開 ─ 『007』ボンド役のイメージを覆す、圧倒的ピュアネス

クィア/QUEER
©2024 The Apartment S.r.l., FremantleMedia North America, Inc., Frenesy Film Company S.r.l.

ダニエル・クレイグ主演、『君の名前で僕を呼んで』(2017)ルカ・グァダニーノ監督の新作ラブストーリー『Queer(原題)』の邦題が『クィア/QUEER』 に決定し、予告編映像&日本版ポスタービジュアルが公開された。日本公開は2025年5月9日(金)。

1950年代、メキシコシティ。退屈な日々を酒や薬でごまかしていたアメリカ人駐在員のリーは、若くてミステリアスな美しい青年ユージーンと出会い、一目で恋に落ちる。リーの渇ききった心はユージーンを渇望し、ユージーンも気まぐれに応えるが、求めれば求めるほど募るのは孤独ばかり。ある日、リーは人生を変える奇跡の体験をしようと、ユージーンを幻想的な南米への旅へ誘い出すが──。

公開された予告編では、「言葉なしで、君に触れたい」と究極の愛を探し求める姿が映し出される。「我々は、途方もない世界の孤独なカケラだ」というリーの言葉や、繁華街の夜道でユージーンと出逢った瞬間、おどけて挨拶するチャーミングな姿。一方のユージーンは、好奇心に輝く瞳で未知の世界を知りたがるが、自分のことをほとんど語らない。

クィア/QUEER
©2024 The Apartment S.r.l., FremantleMedia North America, Inc., Frenesy Film Company S.r.l. © Yannis Drakoulidis
クィア/QUEER
©2024 The Apartment S.r.l., FremantleMedia North America, Inc., Frenesy Film Company S.r.l. © Yannis Drakoulidis

主人公のリー役はダニエル・クレイグ。自らを保てないほどに相手を求める圧倒的ピュアネスを表現し、『007』ジェームズ・ボンドのイメージを覆す演技で観る者の心を揺さぶる。第96回ナショナル・ボード・オブ・レビューでは主演男優賞を受賞、第82回ゴールデングローブ賞でも主演男優賞(ドラマ部門)にノミネートされた。

また、リーが恋するユージーン役は“今年最高の発見”との呼び声も高いドリュー・スターキー。クールで感情をあらわにしない現代の新世代に見えつつも、自身のアイデンティティに対する戸惑いや葛藤、繊細なゆらぎを垣間見せる。

原作はビート・ジェネレーションを代表する作家ウィリアム・S・バロウズが謎多き人生を赤裸々に綴り、一度は出版を封印した自伝的小説。音楽はトレント・レズナー&アッティカス・ロスが務め、挿入歌にはニルヴァーナやプリンス、ニュー・オーダーらが起用された。また、衣裳はJW Andersonのジョナサン・アンダーソン。強力なスタッフ陣は、観客の視覚・視覚を刺激するルカ・グァダニーノ作品の緻密な設計を支えた。

クィア/QUEER
©2024 The Apartment S.r.l., FremantleMedia North America, Inc., Frenesy Film Company S.r.l.

映画 『クィア/QUEER』は2025年5月9日(金)より全国ロードショー。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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