『クワイエット・プレイス』第3作、ジェフ・ニコルズ監督が降板 ─ パラマウントの別作品に専念するため

“音を立てたら、即死”。サバイバル・ホラーシリーズ『クワイエット・プレイス』第3作目の監督として起用されていた、『MUD -マッド-』(2012)『ミッドナイト・スペシャル』(2016)などのジェフ・ニコルズが企画から離脱したことが明らかになった。
Deadlineによるとジェフ・ニコルズは、パラマウントにて進行中の別のSF企画に専念するため、監督の座から退くことになったとのこと。シリーズ第2作目、『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』(2021)が興行的成功を収めたことから、スタジオは後任探しを迅速に対応しているという。候補として挙げられている人物は不明だが、これまでのシリースを牽引してきた監督、ジョン・クラシンスキーが復帰する可能性の有無も気になるところだ。
『クワイエット・プレイス』シリーズは、音に反応して人々を襲う怪物の襲来により文明が滅び、荒廃した世界で必死に生きる家族を描く物語。3作目は、同じ世界線を舞台に異なる登場人物を捉えたスピンオフとなるのか、それともシリーズでおなじみのアボット家を中心にした正当な続編となるのかは定かでない。
ちなみに、『クワイエット・プレイス』シリーズはシングルプレイヤーのホラー・アドベンチャーゲーム化が決定しており、同作では映画版と同じ世界を舞台に、知られざる物語が描かれると伝えられている。2022年に米国発売予定だ。
Source: Deadline