『クワイエット・プレイス Part3』進行中、「準備を始めたところ」 ─ 音を立てたら即死サバイバル、再び

“音を立てたら、即死”のサバイバル・ホラーシリーズ『クワイエット・プレイス』(2018)、第2作『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』(2021)の後を描く新作企画が今も進行しているようだ。プロデューサーを務めるブラッドリー・フラーが米The Directに向けて明かしている。
エミリー・ブラントが主演を務め、ブラントの夫であるジョン・クラシンスキーが劇中でも主人公の夫役を演じ、監督も務めた『クワイエット・プレイス』は米国での公開初週末に興行収入5020万ドルをマークした。早々に製作が決定した続編にはブラント、ノア・ジュプ、ミリセント・シモンズらに1作目の出演者に加えて、新キャストとしてキリアン・マーフィーやスクート・マクネイリーが加わった。
この後、『Part III』と呼ばれる第3作と、同じユニバースに存在しているスピンオフ作品の企画が同時期に立ち上がっていたが、後者のスピンオフ作品が先んじて製作される運びとなった。ルピタ・ニョンゴやジョセフ・クインが出演し、2024年に日米同時公開された『クワイエット・プレイス:DAY 1』だ。

この度、フラーは「『DAY 1』は『クワイエット・プレイス3』ではありません。はっきりさせておきます」と明言。「今、まさに準備を始めたところです」と、『破られた沈黙』の次回作にあたる『Part III』が独立して存在している旨を明かした。
なんでも、第1作を製作し始めた時期は、クラシンスキーがTVシリーズ「ジ・オフィス」を降板したところで、時間に余裕があり、監督業をやりたがっていた経緯があったそうだ。ところが……。
「今や彼は引っ張りだこだから、つかまえるのが難しいんです。彼は今映画を撮っていますから、それが終わったら『クワイエット・プレイス3』に目を向けてくれるんじゃないかと願っています。私たちは皆、あの3部作を完成させたいですし、その先にさらに『クワイエット・プレイス』の映画があればいいなと思っています。」
事実、クラシンスキーは『クワイエット・プレイス』以降、『ブルー きみは大丈夫』(2024)では監督・脚本・製作・声の出演を兼任し、ガイ・リッチー監督『Fountain of Youth(原題)』でナタリー・ポートマンらと共演するなど、マルチな活躍が続いている。現在は映画待機作を2作抱えている状況だ。主演のブラントも同様にオファーが絶えない人気俳優の1人だけに、『Part III』がは2人のスケジュール次第となりそうだ。静かに続報を待とう。
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Source:The Direct