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『ドクター・ストレンジ/MoM』サム・ライミ、スティーヴン・キング原作小説の映像化に前向き ─「将来一緒に仕事ができるかも」

サム・ライミ
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/14586845507/

『死霊のはらわた』シリーズをはじめ、『スペル』(2009)などホラー映画の名手として知られる鬼才監督、サム・ライミ。どうやら巨匠小説家、スティーヴン・キングの作品を基にした映像化企画に関心があるようだ。

スティーヴン・キングといえば、『キャリー』『シャイニング』などでおなじみのホラーの帝王。ブライアン・デ・パルマやスタンリー・キューブリックなど錚々たる監督たちが彼の原作小説を映像化してきたが、ライミがキング原作の作品を自ら手がけたことはない。

Cinema Blendのインタビューにてライミは、キング原作の映像化への興味について訊かれたところ、「もちろんです」と回答。1970年代から映画監督として活動しているライミだが、これまでキングの原作小説を手がけなかった理由とは一体何なのだろうか。それはすでにほかの監督たちにより映像化済みの作品が多かったからのようだ。

「『シャイニング』は大好きな作品ですが、ほかの方がやっていました。『キャリー』もお気に入りの作品なんですが、私が本を読んだ時にはすでに映画化されていました。それから、『ナイトシフト』という彼の短編集が本当に素晴らしくて。ここに収録されている物語の多くは、素晴らしい映画になったことでしょう。ロブ・ライナーも素晴らしい作品を作っていて、私も作りたかったですよ。」

とはいえ、『IT/イット』などキングによる小説で数回にわたり映像化されてきたものもあれば、いまだ映像化されていない作品も存在する。「私が関わりたいと思う彼の素晴らしい作品はたくさんあるんです。将来的に、一緒に仕事ができるかもしれません」と、ライミは締めくくっている。ライミがキングの小説を映像化する場合、どの作品が合うだろうか?

ちなみにキングのファンであるライミは、『ザ・スタンド』『シャイニング』のテレビシリーズ版に出演したことがある。今度は俳優としてではなく、監督として参加してほしいところだ。

Source:Cinema Blend

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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