サム・ライミ、アンソニー・ホプキンズの腹話術ホラー映画『マジック』リメイクへ

『死霊のはらわた』シリーズや『スパイダーマン』シリーズのサム・ライミが、1978年に製作されたサスペンス・ホラー映画『マジック』のリメイク企画に取り組んでいることが分かった。The Hollywood Reporterが報じている。
『羊たちの沈黙』『ファーザー』で2度のアカデミー賞に輝いたレジェンド俳優のアンソニー・ホプキンス主演、『ガンジー』のリチャード・アッテンボローがメガホンを取った『マジック』は、マジシャンと腹話術人形の奇妙な関係を通して、人間の愛や欲望、狂気を描く異色のホラー作品だ。マジシャンのコーキーと、腹話術人形のファッツという二役を担うホプキンスの怪演で、今もカルト映画として語り継がれている。
この度のリメイク企画ではライミとプロデューサーのロイ・リーがタッグを組み、ライオンズゲートが製作を務める。リー率いる製作会社ヴァーティゴ・エンターテインメントは、『ザ・リング』シリーズや『IT/イット』シリーズなどホラー作品の実績にも定評があり、直近では、謎の失踪事件を描くホラー映画『ウェポンズ(原題)』を全米で大ヒットに導いたところだ。
ペンを執るのは『フレディVSジェイソン』(2003)や『13日の金曜日』(2009)で脚本を手がけたマーク・スウィフトとダミアン・シャノン。ライミを始め、ホラー映画の製作に長けたベテラン勢が揃い踏みするだけに、かなり本格的なリメイク作品となりそうだ。キャストや監督と合わせて、オリジナル作品を踏襲したプロットになるか、もしくはアップデートが加えられるかなども注目したい。
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Source:The Hollywood Reporter