Hollywood『スパイダーマン』サム・ライミ監督、「バットマン映画を撮りたい」と意欲
『スパイダーマン』オリジナル3部作でメガホンを取り、『ドクター・ストレンジ／マルチバース・オブ・マッドネス』ではマーベル映画にカムバックするサム・ライミ監督が、「バットマン映画を撮りたい」と意欲を見せている。
『マルチバース・オブ・マッドネス』のために米Empireのインタビューに応じたライミが、マーベルのスーパーヒーロー以外にDCコミックスのキャラクターにも関心を示し、こう展望を語っている。
「いつもバットマンが大好きでした。空にバットシグナルを目にしたら走って駆けつけるでしょう。暗闇からバットマンのディープで喉を鳴らすような笑い声が聞こえたら、とりあえず外に出ますよ。スパイダーマンの次はドクター・ストレンジでしたが、彼（バットマン）をリストから外したくないんです。」
また、ライミは自身が手掛けたマーベル・キャラクターの映画に対する愛も忘れず、「ドクター・ストレンジのコミックが大好きでしたし、映画の第1作は素晴らしい出来でした」とも付け加えている。
ライミはマーベル作品と縁が深い一方で、これまでにDC作品を手がけたことがない。監督はバットマン映画を撮りたいと意欲を見せているが、マット・リーヴスがメガホンを取った『THE BATMAN－ザ・バットマン－』は好評を博しており、続編の製作が期待されている。よって、しばらく『バットマン』映画の監督の座に空きはなさそうだ。だが、もともとホラー畑の出身でダークな作品を得意とするライミのこと、「MCUのゴッドファーザー」とも称されている監督なら、『バットマン』映画も極上の作品に仕上げてくれるのではないだろうか。
まずは、久しぶりにライミがマーベルに復帰し、2022年5月4日（水・祝日）に日本公開される『ドクター・ストレンジ／マルチバース・オブ・マッドネス』を堪能したい。
Source:Empire
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