『ランボー』はどんどん暗くなる、子どもが観られない ─ 『SISU/シス』監督が持論、前日譚は「ランボーごっこしたくなる映画に」

シルヴェスター・スタローンの『ランボー』シリーズは、作品を追うごとに暗く重くなっていく……『SISU/シス 不死身の男』(2022)のヤルマリ・ヘランダーが米Colliderにて持論を語っている。
フィンランド発、痛快バイオレンス・アクション映画『SISU /シス』を手がけたヘランダーは、『ランボー』シリーズについて「1日中語れる」と言うほどの大ファン。「10歳の頃に『ランボー』1作目を観て、人生が変わりましたよ。毎日毎日、ランボーごっこをして、ランボーナイフを手に、森に出かけていました。今もか(笑)」と、子どもの頃からのシリーズ愛を語っている。
実はヘランダー、これから『ランボー』の前日譚映画を監督することになっている。物語の詳細は不明だが、ベトナム戦争中の若きジョン・ランボーを描くというもので、スタローンは関与しない。ランボー役には、実写版『ストリートファイター』ケン役も演じるブレイク俳優、ノア・センティネオを起用している。
この前日譚映画に取り組むにあたって、ヘランダーは11歳の息子と一緒に『ランボー』を1作目から見始めたそうだ。「息子は最初、“えー、こんなの観たくない”と言っていたんだけど、『ランボー』を再生し始めたら、息子も“おお”と、気に入ってくれたみたいです。僕の小さい頃と全く同じですよ」。
親子はそのまま『ランボー/怒りの脱出』『ランボー3/怒りのアフガン』と進めていったのだが……。「4作目(『ランボー/最後の戦場』)までいったところで、息子が“もう観たくない。もう面白くない”と言ったんです。だって、どんどん暗くなっていきますからね。悪人が子どもをレイプしたり、そういう内容になっていく。もう魔法は消えていて、特に最後のやつは、さすがに暗すぎる」。
ヘランダーの言うように、特に4作目『ランボー/最後の戦場』はミャンマー軍事政権のカレン族虐殺がテーマとなっており、実際の虐殺の映像が用いられたり、小さな子供が殺される、踊り子の女性が襲われる、身体の一部が吹き飛ぶなど、視覚的、精神的にもハードな映像が増えている。
「だからこそ、今回のランボーでは、新しい世代の10歳の子どもが、森でランボーごっこをしたくなるような、そういう作品にしたい。それこそが目標です」とヘランダー。原点回帰を志し、ワクワクできるアクションを目指すことになりそうだ。
現時点で、ヘランダーによる『ランボー』前日譚映画の公開日は不明。今後もアップデートに注目しよう。
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Source:Collider























