『カッコーの巣の上で』前日譚ドラマ、Netflixで9月配信開始 ─ 「アメリカン・ホラー・ストーリー」製作・主演タッグが挑む

「アメリカン・ホラー・ストーリー」の製作総指揮ライアン・マーフィーと、女優のサラ・ポールソンが、傑作『カッコーの巣の上で』の物語に新たな命を吹き込む。Netflixオリジナルシリーズ「ラチェッド」が2020年9月18日(金)より独占配信されることが決定し、本編より場面写真が到着した。

「ラチェッド」が描くのは、『カッコーの巣の上で』に登場した精神病院の看護師長、ミルドレッド・ラチェッドの若き日をたどる“前日譚”。ケン・キージーの原作小説が紡ぎ出し、1975年の映画版でルイーズ・フレッチャーが演じた師長の姿に、新たな一面が描き込まれる。
舞台は1947年。とある精神病院で働くために、ラチェッドは北カリフォルニアの地を訪れていた。その病院は、人間の精神に対する新たな実験に取り組む最先端の医療施設。秘密の任務ゆえ、ラチェッドは「献身的なナースとはかくあるべき」との完璧なイメージを売り込む。ところが事態が進展し、精神医療のシステムや、そこで働く人々を知り始めるや、ラチェッドの内面にくすぶっていた闇がうごめき始めた。やがて、本物の怪物たちが“作り出され”ていく……。
共演者には名女優シャロン・ストーン、「セックス・オブ・ザ・シティ」のシンシア・ニクソン、『パルプ・フィクション』(1994)のアマンダ・プラマー、『アントマン』(2015)のコリー・ストール、『ホテル・ルワンダ』(2004)のソフィー・オコネドー、「Marvel デアデビル」のヴィンセント・ドノフリオら豪華キャストが集結。ライアン・マーフィー作品の経験者からはフィン・ウィットロックやジュディ・デイヴィスらが参加した。
看護師長ラチェッドには、一体どんな過去があったのか。ライアン・マーフィー&サラ・ポールソンという「アメリカン・ホラー・ストーリー」「アメリカン・クライム・ストーリー」のタッグは、再び観客に新たなスリルを突きつけてくれるはずだ。製作総指揮には、同じくマーフィーが手がけた「ハリウッド」(2020)のイアン・ブレナン、サラ・ポールソンらのほか、映画版『カッコーの巣の上で』をプロデュースした俳優マイケル・ダグラスも名を連ねた。脚本・製作総指揮は新鋭エヴァン・ロマンスキーが務める。










Netflixオリジナルシリーズ「ラチェッド」は2020年9月18日(金)全世界独占配信。