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『君の名前で僕を呼んで』ルカ・グァダニーノ監督、ハリウッドに実在した売春斡旋人を映画化 ─ 「ザ・ボーイズ」セス・ローゲンなどが脚本担当

『Scotty And The Secret History Of Hollywood』劇映画化
Photo by Maximilian Bühn https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Luca_Guadagnino_Call_Me_By_Your_Name_Photo_Call_Berlinale_2017_01.jpg | Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/36137139426 | Remixed by THE RIVER

『君の名前で僕を呼んで』(2017)『サスペリア』(2018)のルカ・グァダニーノ監督が、ハリウッドの売春斡旋人として暗躍したスコッティ・バウアーズを描く新作映画(タイトル未定)を手掛けることがわかった。脚本を務めるのは「ザ・ボーイズ」(2019-)のセス・ローゲン&エヴァン・ゴールドバーグ、配給を担当するのはサーチライト・ピクチャーズ。米Deadlineが報じている。

元米海兵隊員のスコッティ・バウアーズは、伝説的な両性愛者の売春婦、及びにハリウッドの同性愛者の売春を斡旋していたことで名前が知られている。同性愛者に対する視線が厳しく危険も伴う時代の中、安全な環境を整えたスコッティは芸能界から愛されていたようだ。本作ではスコッティが売春斡旋人としての活動を開始した1940年代から、エイズ感染病が流行した1980年代までの物語が描かれていく。

原作となるのは、2017年に製作されたドキュメンタリー映画『Scotty and the Secret History of Hollywood(原題)』(日本未公開)。同作はスコッティ本人が執筆した自伝書『Full Service: My Adventures in Hollywood and the Secret Sex Lives of the Stars(原題)』を基にしている。ちなみに、Netflixオリジナルシリーズ「ハリウッド」(2020)に登場するディラン・マクダーモット演じるアーニーは、スコッティから影響を受けているとのことだ。

製作にはドキュメンタリー版の監督を務めたマット・ティルナー、コーリー・リーザーが参加している。ルカ・グァダニーノ監督は本作の他、『スカーフェイス』(1983)のリメイク企画、名作文学『蠅の王』の映画化企画、サルヴァトーレ・フェラガモの生涯を追ったドキュメンタリー映画『Salvatore, the Shoemaker of Dreams(原題)』、米HBOドラマ「We Are Who We Are(原題)」など数多くの作品を控えている。

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Source: Deadline

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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