ロバート・ダウニー・Jr.、11年もアイアンマンを演じて「演技力が衰えるのではないか」と不安に

2008年公開『アイアンマン』にてタイトルロールでデビューを飾り、2019年の『アベンジャーズ/エンドゲーム』で降板したダウニー・Jr.にとって、アイアンマンは当たり役となった。しかし、何年も同じ役を演じ続ける影響を心配ていたそうだ。米The New York Times Magazineに打ち明けた。
「自分の筋肉(演技力)が衰えていないかと考え始めたんです」と回顧したダウニー・Jr.。新作映画『オッペンハイマー(原題)』でタッグを組んだクリストファー・ノーラン監督に、「他の筋肉を鍛えよう。君にとってお決まりになっていることを止めた自分を表現しながら、他の筋肉を鍛えればいい」とアドバイスされたとも明かした。ダウニー・Jr.は、ノーラン監督が言及した「君にとってお決まりになっていること」とは、トニー・スタークの「早口で、魅力的で、予想がつかない」といった特徴だと説明している。
“原爆の父”と呼ばれるアメリカの科学者、ロバート・オッペンハイマーを描く『オッペンハイマー』で、ダウニー・Jr.はアメリカ原子力委員会の委員長ルイス・ストロース役を演じており、MCUとは異なる演技体験の機会となった模様。先日ダウニー・Jr.は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』後に主演したファミリーコメディ映画『ドクター・ドリトル』(2020)について、「この映画は2年半のチャンスを無駄にした傷」と称して自虐的に振り返っていた。
『オッペンハイマー』は2023年7月21日に米国公開予定。日本公開は未定。
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Source:The New York Times Magazine