生還のジェレミー・レナー、アベンジャーズ仲間への想い「僕はそれを愛と呼ぶ」 ─ 事故後、病室に駆けつけてくれた友たち

『アベンジャーズ』の絆は本物で、永遠だ。瀕死の事故から奇跡の生還を果たしたホークアイ役ジェレミー・レナーは、臨死体験を経てその思いを強めている。
2023年正月、甥を助けるために巨大除雪車に轢かれ、生死の境を彷徨ったレナー。まさに満身創痍の状態となった病室での姿は世界中のファンに衝撃を与えた。
「もう二度と会えないかもと思ったよ……」。ブラック・ウィドウ役のスカーレット・ヨハンソンは、キャプテン・アメリカ役のクリス・エヴァンスと共にレナーの見舞いに訪れていた。この度レナーが米Men’s Healthに語ったところによると、他にも『アベンジャーズ』の仲間たちが病室を訪れていたという。
この度の語りで最初に挙げられているのは、ファルコン役のアンソニー・マッキーだ。まだ事故から数日後、生命維持装置に繋がれ、かろうじて右目しか見えない状況の時に駆けつけてくれたという。続いて、アントマン役のポール・ラッド、『アイアンマン2』(2010)悪役ジャスティン・ハマーを演じたサム・ロックウェルも駆けつけてくれた。
アイアンマン役のロバート・ダウニー・Jr.は何度もFaceTimeをかけてきて、君の気分が悪いかどうかはどうでもいい、ただ見た目が大事なんだと、彼ならではの軽口で励まし続けてくれたという。レナーは以前も、ダウニー・Jr.とは「まるで付き合っているみたいだった」と、いつもの調子でからかい続けてくれて楽しかったと話していた。
仲間たちが精神的に深いところで支えてくれたことについて、アベンジャーズの絆は「本物」なんだと、レナーは話している。「Instagram上だけの見せかけじゃない。僕たちはそういうのが大嫌い」「ずっと家族ぐるみの付き合いです」。
「僕たちはみんな、文化的に重要な経験を共にしてきたんです。離婚もあったし、結婚もあったし、出産もあった。この12年間、いろいろなことがありました。
映画の中の僕たちはコスプレパーティーみたいで、馬鹿げた小道具があって、馬鹿げたことをやっているように見えるかもしれません。でも、それは美しいことなんです。なぜなら、僕たちみんな、繋がっているからです。ブラザーフッド、シスターフッド、呼び方はどうだっていい。僕はただ“愛”と呼びます。全員、ひとりひとり、愛しています。
自分1人だけで何かすごいことをやるんだったら、それよりもダウニーと一緒に刑務所に入る方がマシです。(クリス・)エヴァンスと一緒に車で事故に遭う方がマシです。」
レナーらアベンジャーズの初期メンバーは、2023年9月にクリス・エヴァンスの結婚式で再会。生還した友の姿を久しぶりに見ることができたソー役のクリス・ヘムズワースは、「生きているだけで感謝」と実感したそうだ。
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Source:Men’s Health