『サイレントヒル2』実写化『リターン・トゥ・サイレントヒル』新予告編が米公開 ─ ゲーム版作曲家・山岡晃も復帰

人気ホラーゲーム『サイレントヒル』シリーズの“最高傑作”と名高い『サイレントヒル2』を実写映画化する、『リターン・トゥ・サイレントヒル(原題)』の新予告編(インターナショナル・トレーラー)が公開された。
主人公ジェイムス・サンダーランドは、亡き妻メアリーから謎の手紙を受け取り、“サイレントヒル”へと引き寄せられる。かつては馴染み深かった町は、今では闇に呑み込まれたゴーストタウンとなっていた。最愛の人と再会するため、ジェイムスはおぞましいクリーチャーと対峙し、正気の淵へと追いつめられる恐るべき真実を解き明かしてゆく……。
「ジェイムズ、ずいぶん時間が経った。何かが起きたの、私たちの場所に戻ってきて」──。亡き妻メアリーの手紙を頼りに、ジェイムスは“サイレントヒル”に戻ってきた。ところが住人は言う。「あなた、ここの人じゃないでしょう。サイレントヒルでは、みんなが病気になってしまった。あなた、何も知らないのね」
妻を求めてサイレントヒルをさまようジェイムスは、そこで“解き明かしてはいけない闇”と出会う。「あなたのやり方では彼女は救えない」「あなたは自分が向き合うべき戦いを知らない」。変貌してしまった町で、最後にジェイムスが見つめる真実とは……。「メアリー、誰もが先へ進めと言うんだ。だけど何があっても、僕は君を手放したりしない」
ジェイムス役はジェレミー・アーヴァイン、妻メアリー役はハンナ・エミリー・アンダーソン。監督・脚本は、2006年の映画版『サイレントヒル』を手がけたクリストフ・ガンズ、プロデューサーには『バイオハザード』『サイレントヒル』シリーズのヴィクター・ハディダが復帰した。
ハディダは「あらゆるカメラアングルやサウンド、すべての瞬間が、この恐るべき場所の完全なる没入体験になっている」と自信を表明。監督のガンズも「生をおびやかす現実的な罠だけでなく、自らの欠点や恐怖を露呈させる鏡でもある場所を旅するスリルを楽しんでほしい」と語った。「愛する人を救うために地獄をくぐり抜けて戻ってくる、予測不能でエモーショナルな旅です。そこでは自らの内なる悪魔とも対峙しなければなりません」。
音楽にはゲーム版『サイレントヒル』の山岡晃も20年ぶりに参加し、製作総指揮も兼任。共同脚本は、レア・セドゥ版『美女と野獣』(2014)のサンドラ・ヴォー・アン、リメイク版『ザ・クロウ(原題)』(2024)のウィリアム・ジョセフ・シュナイダーが務めた。
映画『リターン・トゥ・サイレントヒル(原題:Return to Silent Hill)』は、2026年1月23日に米国公開予定。イギリスや中国、オーストラリア、フランス、ドイツ、ブラジルなど各国で公開される計画だが、現時点で日本公開の予定はアナウンスされていない。
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Source: Variety



























