『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』続編映画にレイ役が意気込み「役者として自信を持って挑んでいる」

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019)から15年後の新時代を描く『スター・ウォーズ』新作映画に続投するデイジー・リドリーが、レイ役を再演する意気込みを語っている。
タイトル未定のこの新作映画は、戦後の時代、ファーストオーダー後の時代が舞台。ジェダイが無秩序状態にある中、レイがジェダイ・オーダーの再建を試みるというストーリーだ。
リドリーは、『スター・ウォーズ』続編3部作に出演するかたわら、『オリエント急行殺人事件』(2017)や『オフィーリア 奪われた王国』(2018)などで活躍。『スカイウォーカーの夜明け』以降も、冒険アクション映画『カオス・ウォーキング』(2021)や『ザ・バブル』(2022)などの作品で演技の幅を広げている。役者として成長を続けるリドリーは米Empireのインタビューで、レイ役で復帰することについて「もう少し目を見開いて臨んでいる」と表現している。
「少し自分に自信を持てるようになって、初めて堂々と出来たかなと感じています。要するに、今は大人ですからね。当時は、自分が大人だとは全く感じていませんでしたから」と答えた32歳のリドリーは、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)の主役に抜擢された当時は20歳ぐらいだったはずだ。
「私生活でも物事に変化があったし、仕事でも数多くの他の経験を積んできたから、今回は明らかに違うと感じています」と答え、新たな気持ちでレイ役に挑むと示唆したリドリー。「これらの映画は本当に楽しかったし、正直なところ、ワクワクしていなかったら復帰はしなかったでしょう。参加できて嬉しく思っています」とも述べ、レイ役の再演を心待ちにしているようだ。
以前にリドリーは、レイ役への復帰をオファーされた時に「少し考えた」と明かしていたが、今回のインタビューでも「すぐに“イエス”とは言いませんでした」と回顧。ルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ社長には「必要なだけ時間をかけていいから」と言われたそうだが、難しい決断ではなかったとし、続編3部作は賛否両論だったが同時に多くの人々に愛と喜びをもたらした映画であり、レイ役を再演できることは素晴らしいことだとも発言。“彼女をどう演じるか覚えているだろうか?”と思いました。役者として作品に戻って、自分にとって変わったことや、レイにとって変わったことを考えるのは興味深い挑戦ですね」とも語った。
人間としても俳優としても成長を続けているリドリーが、どのようにレイというキャラクターを新たに解釈して演じるのか、ビッグスクリーンで目に出来る日を楽しみに待ちたい。
新作映画では、マーベル・ドラマ「ミズ・マーベル」(2022)でエピソード監督を手掛けたシャルミーン・オベイド=チノイがメガホンを取る。現時点で公開時期は発表されていない。
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Source:Empire