『ロッキー4』ディレクターズ・カット版の米予告編 ─ 40分の未公開映像が追加、ポーリーのロボットは削除

シルベスター・スタローン主演・監督、『ロッキー4/炎の友情』(1985)のディレクターズ・カット版『Rocky IV: Rocky Vs. Drago(原題)』より米国版予告編が公開された。
『ロッキー4/炎の友情』は、ロッキー・バルボア(シルベスター・スタローン)のライバルにして深い絆で結ばれた盟友、アポロ・クリード(カール・ウェザース)がイワゴ・ドラゴ(ドルフ・ラングレン)との対決の中で命を落としたことで知られており、シリーズ史上最高興行収入を記録した作品だ。公開された予告編では、アポロのリングでの死や、ロッキーとドラゴの熱き戦いがさらに洗練された映像で蘇っている。
Deadlineによると、ディレクターズ・カット版では、40分間の未公開映像が本編に追加されているとのことだ。もちろん、削除された場面もあるだろう。そのひとつとして判明しているのが、身の周りの世話から何まで出来る、“ポーリーのロボット”だ。スタローンは本件について以前、「ロボットは永遠に廃品投棄場に送られます。これ以上、ロボットが登場することはありません」と説明。その後、削除撤回の要望が殺到するも、「ロボットのことが好きではなくなった」と返答していた。あれから気が変わっていなければ、そのままカットされていそうだ。
なお本作は、2021年11月11日の一夜限りのみ米国で劇場公開される予定とのこと。チケットは争奪戦になりそうだが、その翌日には米国配信されることも決定済みである。配信媒体については不明。『ロッキー』シリーズのファンも多い日本での公開・配信にも期待したいところだ。
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Source:Deadline