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シルベスター・スタローン、『ロッキー・ザ・ファイナル』は「究極の挑戦でした」─ 第5作から16年、「困難を乗り越えて完成」

https://www.instagram.com/tv/CcL9eObpua_

ボクシング映画の金字塔、『ロッキー』シリーズ。1976年の1作目を皮切りに、『ロッキー・ザ・ファイナル』(2006)に至るまで計6作品が公開されている。完結編である『ロッキー・ザ・ファイナル』は、主演・監督・脚本を務めたシルベスター・スタローンにとって、特に思い入れのある作品として心に刻まれているようだ。

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2022年4月中旬、Instagramにてスタローンは、『ロッキー・ザ・ファイナル』のノスタルジックな舞台裏映像を公開。その投稿には、「第6作(『ロッキー・ザ・ファイナル』)は大好きです」としながら、「これまでで最も困難な挑戦でした。実現するのに12年以上もかかりましたからと綴られている。1990年に第5作目が公開されたあと、『ロッキー・ザ・ファイナル』のアイデアは早い段階から練られていたようだが、誰ひとりとして作りたがりませんでした。ジョークと思われていたんです」と、スタローンは完成までの長い道のりを明かしている。

不朽の名作として知られる第1作目から30年の時を経て製作された『ロッキー・ザ・ファイナル』。最愛の妻を亡くしたことへの喪失感を抱えていたロッキーだが、プロボクサーとしてリングに再び上がることを決意し、現世界王者と白熱した戦いを繰り広げる姿が描かれた。批評家からも高く評価された本作を、スタローンは「前作の関係者たちが誰もやりたがりませんでしたが、あらゆる困難を乗り越えて、完成に至ったんです!!!」と述べている。

「最も印象に残っている映画と訊かれたら、間違いなく『ロッキー・ザ・ファイナル』というでしょう。あれは究極の挑戦でした。『ロッキー』1作目はもちろん素晴らしかったです。ただ、この映画はもはや夢のような企画でした。12年ものあいだ実現させるまで、否定的な意見に立ち向かい続けたんです。いつの日か、この話を全て話すつもりですよ。」

本作後の物語としては、『クリード』シリーズで描かれつづけている。『クリード 炎の宿敵』(2018)に続く第3作は、2022年11月23日に米公開予定。なおスタローンは以前、「全10話構成で、数シーズンかけて、若き頃のキャラクターたちの核をしっかりと捉えたい」としながら、ロッキー』前日譚企画の本書きを開始したことを明かしていた。こちらも実現することを願うばかりだ。

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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